会いたいって言われる人になりたいと思っていた
ちょうど去年のブログ記事で「会いたいって言われるようになりたい」と書いた記憶がある。自分に会いたい人なんているんだろうかと今でも感じている。
会いたい人には会いにいかなきゃ会えないんだから、会いたいっていうしかないんだなと思う。会いたいって言えない相手なら、会える機会を調べるしかない。そして会いに行けばいい。
東京を離れようかなぁと考えていたときに、会いたい人に会いにいこうと思って、やたら会いに行っていた月がある。出版記念イベントとか、セミナーとか、サイン会とか。会ってみたいなぁと思ってる人には、ほとんど会えた気がする。それが東京のメリット。最大限に活かしたんだ。
会ったら、ほぼ全員好きになってしまった。(笑)
いろんな人に会いに行ったら、今度は「会いたい」って言われるようになりたいと思った。だけど表舞台も苦手、喋るのも苦手、大勢も苦手。こんなに苦手で、苦手で、苦手だと言っているのに、誘われることが増えた。知り合いも友達も増えた。と思う。
私に会ってメリットなんてあるんだろうか?
有益なことも言えないし、自分の考えていることはパッと出てこないから喋らないし、話を聞いているだけである。何も教えることもできないから、会ったところで「今日は何だったんだろう」なんて思っていないかな?
まぁ、ぶっちゃけ思っててもいいんだ。
人に「会いたい」って伝えるの、勇気がいるじゃない?
こっちから誘ったら迷惑じゃないかなとか、忙しいのに予定合わせてもらって悪いかなとか、本当は会いたくないんじゃないかなって被害妄想ばかりしている。しかし、会いたくないなら何としてでも会わないはずである。
だから、タイミングとか、予定が合わないとか。断ったとしても、誘われたら嬉しいし、会いたいって言われたらキュンとする。
私はすごい人でもなんでもないけれど。私に会いたいと思ってくれてた人がいるなら、それは伝えてほしいし、気づかないところで私も会いたいと感じているのかも。
どうしても誘われれば会いに行くタイプだけど、もっと会いたい人には自分から誘おうかなと思った。
そう。
それは、これを読んでいるあなたかも?
【月刊ナナメドリ】では、1000文字程度の日々是作文をお送りします。