ナナメちゃんとご挨拶
ナナメちゃんの誕生
ナナメちゃんはわたし個人のアイデアから生まれました。
ナナメちゃんはまだ体がありません。
これから育っていきます。体もできあがったら、動くかもしれません。
栄養はみんなの経験です。
大きくもなるし、ひとり、ふたりと増えるかもしれません。
ナナメちゃんが育つと私たちはどうなるか
イメージでお話をしてしまいましたが、
ナナメちゃんのはじまりの大切な部分なので最初にお伝えしました。
では、実体はというと、、
ナナメの関係ってご存じですか?
親子や先生と生徒、上司と部下はタテです。
同級生や同僚はヨコ。いわゆるお友だちも。
そうではない関係はナナメです。利害のない関係ともいえます。
例えば、38歳2児の母と大学3年生の女の子
ふだんの生活ではなかなか出会わないと思います。
交流があるとしたら、親戚づきあいの中ででしょうか。
ものすごーく年の離れた兄弟がいるとそのくらいの年齢差にもなるかもしれませんが、限られた人だけです。
親戚にいたとしてもこのコロナ禍。食事をするのも難しい時世です。
1on1のナナメの関係を想像してください。
あなたが38歳2児のママ、大学3年生の女の子とお話するとします。
女の子はあなたの過去のことを聞きたいと思います。
恋愛、結婚、社会にでてからのこと…それから、お子さんとの生活のこと。
あなたは、どんなことを聞くでしょうか。
サークルやアルバイトのこと、聞きながらご自身の学生時代を鮮明に思い出しませんか?
子育て中心の毎日。自分のことをふりかえり、人生の後輩とのおしゃべりは心地よい刺激になるのではないでしょうか。
そして、あなたの”いま”が女の子の未来のイメージに一役買うはずです。
”生きる”に教科書はありません。いろいろな人がいる。いろいろな大人がいるよ。若い世代へ、あなたの過去や今がプレゼントになり得るのです。
プレゼントをあげたあなたは、どんな気持ちですか?
対話を通して、自分を認め、人を認める。そんな輪が広がっていくと思います。輪が広がり、それが社会全体のムードを変える一端になるかもしれません。いきなり社会を変えるのはむずかしいですが、おしゃべりなら私たちの得意分野では?
ナナメちゃんを一緒に育ててくれる方、
はじめまして、よろしくお願いします。