初めての時は周りに気を使って、コンパクトな正座なんかをしてしまいますが、そんなことはしてはいけません。劇を観ているうちに足が痺れ、感覚がなくなり、痛みに変わり、一切集中ができなくなります。しかも完全に痺れてからは足が動かしづらくなるので、姿勢を変えることもかなり困難になります。 最初から胡座など楽な姿勢にするか、途中からでも頑張って空間を探してできるだけ楽な格好になりましょう。 また、テント内は空調等ございませんので夏は涼しい服装、冬は暖かい服装で行きましょう。人いきれ
2023年はほぼまるまる浪人期間でした。でもなんにも変わってないよ。浪人しても全然頭良くなんなかった。まださ、受験続くけどさぁ?不安だな。 それなりに名のある大学に入れたらね、バンドやるんだ。演劇もやって、色々やるんだ。芸術に染まるんだ。でもここに進める確証がなくてこえ〜〜〜!どうしようね、この未来がなくなったら。私はどうなっちゃうんだろうね。どうしたらいいんだろうね。悲しくなってきちゃったね。 とりあえず時間は進んでしまうので、私も一緒に進むしかない。勉強楽しくな
最近、ロックにハマっています。ほんと、懐かしくて熱くて最高です。結構最近のだったりするのにね。なんで懐かしさを感じるんだろうね。まあ、今はそんなことどうだっていいですよ。 しかしねえ、私が言いたいのは「君」とか「恋愛での愛情」についてですよ。うるさすぎませんか。いいんですよ、存在しない記憶が出てきて、何やら熱くなって優しくなって、泣いてしまって。それはそれでいいです。でもねえ、うるさすぎやしませんか。あなたにはそれしかないんですかって言いたくなってしまいますよ。それと同
『入道雲の思い出』 台風の前にキスをしよう 妙に引き立って ギラギラ光る太陽浴びて 河川敷の草はらで 暑く燃え立ちながら ほら黒雲も祝ってるよ 一緒に雨に濡れながら 笑いながら 急いでるふりして 寄り道して 自転車漕いで 帰ろう? 後書き 夏の爽やかな恋人たちです。夏、台風の前の黒い空、風がだんだん涼しくなってきて、ゆっくり強くなって、もう雨が降りそうな予感がして。雨に濡れながら帰るのって何だか非日常で、いけないことをしている気がして楽しいですよね。2人でその小さな罪
『重い空白』 馬鹿なのよって叫んで笑って ゆらり交わしていって 消えて往くの貴方は いつか見た 繕った派手な都会の視界も 貴方と一緒に抉り取られるのでしょう 残るのは滲んだ電気の点描だけで それだけでいて 風穴が開いて安堵して 鉛雲に呑まれて きっと忘れて往くのでしょう あんなに根から溶けて戯れて 混ざりあった仲なのに 【後書き】 確かKing Gnuの『Vinyl』にインスパイアを受けて作りました。でも別れの詩です。都会の別れの詩。
あなたを見たいから 朝 少し早く起きて 少しでも可愛く見えたら いいなと準備して 家を出ました 道を挟んだあなたはいつも 私の胸をざわつかせて 心の距離=道の幅 もっと近づきたいと思いながら あなたをちらりと見るの まだ 声すらかけられないけれど あなたが笑う 笑い方にも色々ある 全部好きだけど あなたが喋る 喋り方にも色々ある 全部好きだけど はがゆい 胸に詰まった恋のきもち 変に心臓を跳ねさせる 必死に抑えるきもち 頭に詰まったあなたへのきもち 喉につっかえ
死んだ方が楽なのは分かっているが、生きていることに甘んじている。死ぬまでに必要な勇気と手間が遠くて、そこに辿り着く体力が無い。 どうしても自死から逃げてしまう。自分で自分を殺すことが出来ないから、不慮の事故に巻き込まれてはくれないかと願ってしまう。
『鏡の国/不思議の国』 私の目から流れ出る酸性の涙が 心をじゆくじゆく焼いてゆく 檻の中のこの想い ちょっとずつ黒ずんでく まるで錆びのように 蝕んでゆく 甘い香りは誘い 私を桃色の沼へと落とす それは猛毒で満たされている アリスのように夢を見る私 現実を鏡にうつされ曇る心 錆びは私から離れてはくれない 甘い香りも離れてはくれない 妄想と現実の狭間で 私の心は融けゆく もう戻れはしないともがいている 【後書き】 片想いが辛すぎた時の作品です。恋愛向いてない。 倉橋ヨエ
『姫愛ちゃん』 にじんでぼやけてるてぃあらちゃん 小さくてかさかさの手 あざで彩られてるてぃあらちゃん 布切れでかざり散らかされた ろっこつがへんでぼこっとしちゃったの かた目がいたくて見えないけど つーぅ……つーぅ…… どくどく…じんじん… 生きているよ このままぐちょぐちょにとけてじ面にしみてきれいなおはなになるのかな こわいよ ママ、いっしょにいてほしいな 【後書き】 幼い子供の詩
『WouldCell』 世界の遥か中枢で鳴る音 誰がためでなく孤独に紡ぎ出される 聞こえる君だけを覚ます 慈しみの錆び付いた軋み あぁ、聞こえるか…… 世界は回っている あらゆる希望や絶望を吸い込みながら 世界は回っている あぁ、全人類が回している…… 世界を回している あぁ、見えるか…… 昇華されてゆく 開花してゆく エネルギーが循環している あぁ、美しい…… あぁ、この星は、美しい…… 【後書き】 同名の曲から感銘を受けて作りました。是非聴いてみてください。
焦燥が胸の薄曇りを駆け巡る 私は走る 満月の森の中を 何かから追われるように 【後書き】 不安でバクバクになりながら、塾や学校から帰っていました。
「融解」 か細い線で私を突き刺して 私に虫が体表を這う感覚を植え付けて 脳が軋む音が聞こえてくる 高層ビルに覆われた空と 大量の機械的歩行者と眼球たち 私を狙うのね みんな 半狂乱で見た人間の真皮 人間は動物との差違を探し求めて生きて ギジギジと鳴る脳内 まるでセミのように 歯車が上手く回らず 錆び付いて あぁその振動は骨に響いて不快をもたらす だんだん人間の形相が保てなくなるように思う 不安 思考は靄がかった朝のように 詰まって動かない 身から出る粘着質のしめっぽ