【エッセイ】精神障害者手帳2級を取得しました

　ご報告。精神障害者保健福祉手帳2級を取得しました。

　通知書が届いたのが2日前。昨日受け取りに区役所へ、という流れ。申請から丁度1ヶ月経つかな〜くらいのタイミングで届き、2ヶ月程待つと聞いていた私は「えっ？もう？」と拍子抜けしてしまった。早くてとても助かります。

　手帳を受け取ると共に、市内のバスを無料で使えるフリーパスもその場で申請した。バスは滅多に使わないが、最悪の事態で外で動けなくなった際の“足“として機能してくれると思うととても頼もしい。

　それから以前区役所で申請しに行った際に、手帳に貼る顔写真について説明があった。どうやら顔写真が無くても障害者手帳は使えはするらしい。ただし身分証明書として使う場合には必要だと。
　でも私にはマイナンバーカードがあるからなぁと思い、わざわざ写真を撮るのも面倒だった為、今回持って行かなかった。

　そうしたら受け取りの際に対応いただいた区役所の人曰く、写真無しだとディズニーでの障害者割引は使えないらしい。

「せっかく申請したんだもの。本来使える制度が使えなかったら悲しいわよね…」

　…と。なんて優しい方だ。私を見てきっと、テーマパークなどに遊びに行く年頃だろう、と察して教えてくれたと思うと、とてもありがたい。実際のところ今年中にインパする予定があったので助かった。

　というわけで次の平日にまた区役所に行くこととなった。顔写真を貼りに。そして久しぶりに証明写真機に入ることになる。あれ、人目のあるところで入りたくないんだよな…恥ずかしくて…。

　それにしてもこれで私は障害者手帳持ちになるのか。なんだか不思議な感じだ。人生初めて心療内科に受診して、そこから明確な病名が診断されるまで4年が経った。今思えばもっと早くに病名の診断を確立させてもらえれば、障害者手帳をもらうという選択肢も視野に入れられたのかもしれない。今更過去の私の行動に文句を言ったって仕方ないが。

　障害者雇用も前向きに検討している昨今である。無理せず、自分のペースで社会復帰しようと思う。