黒川想矢さんのスピーチが素晴らしかった
日本アカデミー賞がどんなに権力に塗れたものであったとしても、
作り上げた人の努力と登壇者のスピーチだけは信じていいと思う。
是枝監督の「怪物」で素晴らしい演技をして、新人俳優賞を受賞された黒川想矢さんのスピーチが本当に素晴らしかった。
以下スピーチ
どこかの天才が「天才とは優しさ」と述べていたことを思い出した。
私は東京というチャンスに溢れたところに直ぐにアクセスできる場所で
周りの先輩方に助けられ、下駄を履かせてもらい
そんな環境ではじめて、自分一人では決して手が届かなかったところに手を伸ばせていたのだなと。
社交的で愛想のいい器用なふりをした
内向的で無愛想で不器用な私を
4次元で支えてきてくれた人達の存在を決して忘れてはいけない。
自分の無能さに気づけたことがこの会社に入って1番よかったこと。
感情の戦いに負けそうになった時は、いつでもこのスタートラインに戻って、優しさを忘れない人でありたい。
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