徹夜で行った酒を一滴も飲まない飲み会が楽しかった

今どのような気持ちかというと、

こういう気持ち。

このシーンはどういうシーンがというと、
試合の要所、接戦でコンビ中心の早い攻撃が続く。速さはもちろん敵を苦しめるけど、環境が整っていない中の速さは自分たちも苦しめる。チームの視野がどんどん狭くなる中で、主人公の日向翔陽がポーンと高いボールを上げて、一旦仲間の呼吸を整え、視野を広げるという名シーン。名シーン。
わかりづらくてごめん。ハイキュー見てね。

無駄な焦りがあるなという自覚はあったけど
それをどうすることもできなくて
ただ他の人の活躍だけが目に入る。
浅い息で生きて、結果を残したいって焦って仕事をしていた。

そんな中、徹夜で飲み会に行き、前の職場の人と飲むことになった。
15人くらいいて、半分くらい知らない人だったけど、
めっちゃくちゃ楽しかった(笑)
頭悪いなあみたいな飲み会で(笑)
それがね。めちゃくちゃ楽しくて(笑)

残業により電車で行けなくなって
車で行ったから実はお酒を一滴も飲んでなくて(笑)
いつもお酒が入っているから楽しいと思ってたけど、
一滴も飲んでないのにめちゃくちゃ楽しかった。

まあそれで3時間くらい飲んで、
みんなに見送られて帰る途中、こんなことを思い出した。
演技の仕事をしていたとき、
監督や脚本家に
「A案もあります、B案もあります、C案もあります。いかがでしょう?どれになさいますか?」
みたいなスタンスでいた。
この仕事にかかわらず、複数人が関わって仕事をする意味って
やっぱり新たな視点やアイデアが加わることによってより面白い作品ができる、一人じゃ成し得なかったことができることだと思っている。
だから、私は演技の場を主体的な提案の場だと捉えていた。
聞いてもらったらわかるとおもうんだけど、だいぶ真面目で硬い考えなのだけども。(笑)
そんなとき、役者の先輩が「イタズラをしかけるみたいに、驚かせてやろう」って思ってやってるって言うのを聞いた。
それがとてもお茶目で素敵だなと思って。すごく印象に残っている。
考えてることは似ているのかもしれないけど、そのくらい力が抜けてた方が面白くていいアイデアが出たりするよなあと。

というエピソードを帰りに一人で思い出した。

冒頭に戻るけど、
私は日向のチャンスボールを高く返すパスを貰った。
あのくそみたいな飲み会で(笑)
肩の力抜いて、遊び心持って楽しくやろうよと。(笑)
そんなヒーヒー言いながらやったって、いい案出てこないし、楽しくないし、誰のためにもならないから、余裕持ってやろうよってのを気づかせてもらった気がする(笑)

最近仕事にしか時間を使わなくなっていて、
目的意識を持って過ごす休日が本当に多かったから、
この前の飲み会はすべてを忘れて楽しかった(笑)
このまま鎖国したらきっと幸せ。

誰かの達成じゃなくて、自分の中でやってきたこと、起こしてきた変化を数える。
っていうのと、たまにバカみたいな遊びをやる。

あの場にいた15人には感謝したい。

だからつまりね。
無駄な焦りを感じている人は全員ランスに行ったらいいと思う。

おわり

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