
外来種をそこら辺の藪に解き放つ❗のはダメです
もののかい好きだったんです。今見たらどうかな?きっと好きだよね。でも確認するのこわいよ。
あーゆうテクスチャーを貼ってベタ塗りにザラザラした質感を出すって表現がめっちゃ好きで、ストーリーも好きだったんですけど、あのかなりグラフィックデザイン寄りのデザインがデザインされてる感めっちゃあって、でもいちばん心に残ってるのは海坊主の回で、ぼーさんのゲスい本音だだ漏れシーンに強烈な印象を受けた。ので、結局ストーリーも最高にクールなヴァイブスでスターシップハンズアップアァアァァァ☆みたいな感じだったんだよね。
そして、今日の本題です。
とあるとても面白いお姉様からマザーリーフというものをいただきまして。
「これね、これ、マザーリーフ。これを水につけとくと芽が出てくるのよ~寒いから大きくならないと思うけど芽を愛でて楽しいなァってな感じでEnjoyして」
と、なんかやたらと大きい観葉植物、というか小ぶりな木から、葉っぱをぶちって千切って渡された。なんでも西表島のお土産から育てたらしい。年季の入っているやたらでかい鉢植えを見ながら、私は葉っぱをバッグに突っ込んで持ち帰った。
家に帰り、マザーリーフもらったよ。葉っぱから芽が出るんだって。と旦那に報告すると、
「捨てろ」
「は?いや」
そして私はダイソーの良さげな皿を買ってきて葉っぱを水に浮かべた。
毎日水を取り替えた。
正午から2時半にかけて私の部屋に陽が差すので日光浴もさせた。
コーヒーの粉もこぼした(アクシデント)
そして無事に芽が出た。
完全なる水耕栽培。

「これどーすんの」
「育てよーかな」
「また引っ越しするじゃん。持ってけないでしょ捨てろよ。だいたいマザーリーフってなんだよ。ゴッドマザーかよ。ちょっと名称が生理的に無理」
「葉っぱから芽が出るんだからマザーリーフじゃん。もーいーよー。この子たちには野生でたくましく育ってもらう」
「ちょい待ち。それ外来種だろ。しかも葉っぱから芽が出るとか、すげーやばい侵略的外来種じゃね。外に捨てたら犯罪だろ。生ゴミに出せ」
調べたら、沖縄近辺の島で侵略的外来種として、駆除対象になっていた。そして、やっぱりその繁殖力がやばくて、在来種の貴重な植物たちを絶滅危惧に追い込んでいるらしい。
長野県の冬を越すことはできなさそうだけど、リスクを鑑みて、マザーリーフは生ゴミとして処分しました。

観葉植物、流行ってるけど、むやみやたらに自然界とか公園とか田んぼの土手とかに「解き放つ❗」はやめよう。
それではおやすみなさい。