つらいときにどんな言葉が頭に浮かぶかで人生は変わる
私は気分が落ち込んでいるとき、投げかけられた酷い言葉を思い出す。
やる気が出ないとき、気が進まないがやるべきことをやらなければならない時、心の傷から醜い言葉が飛び出す。
記憶の中の言葉は私を汚し、私はもう何もできないポンコツになり、たぶん無能なそれになることで何かに復讐しているのだが、それは無意味で自分の人生をただ苦しめるだけだ。
不毛の連鎖。
たくさんの美しい言葉を読んできたはずなのに、悲しい時に言葉で慰められた記憶がない。
私の言語能力は生きていく上で必要のないものなのかもしれない。
言葉は人を殺す。
でも言葉によって人は生かされもするのだ、私以外。
はじめにことばがあった。とヨハネ福音書には書かれている。それは真理のような気がする。
さようならがしたい気分の、メリークリスマス。
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