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2024年、「食の絵日記」を始めてよかったこと&2025年に向けて♪

 こんにちは、Nanakoです。

 いつも、「食の絵日記」を読んでいただき、ありがとうございます。

 2024年の夏から、絵日記を半年やってみて、よかった!と思ったこと、そして2025年に向けての展望を、書いていきたいと思います。

はじまりはチーズケーキ

 食の絵日記は、ことし2024年の7月25日に始めました。

 きっかけは、神戸でとても美味しいチーズケーキに出会ったことです。

愛用しているスケッチブックと、記念すべき最初の絵日記。

 ゴルゴンゾーラチーズの入った、NYスタイルのチーズケーキでした。

 ワインと一緒にいただいて、その美味しさに感激し、「なんらかの形で残したい!」と思ったのです。

 いただいた直後、三宮の文房具店で手のひらサイズのスケッチブックを見つけ、その時撮った写真をもとに、絵日記を書いてみました。

 これが、「食の絵日記」のはじまりです。


上手に、ではなく「うまく」描こう!

 描いてみてすぐわかったのですが、「上手に描く」のは、相当難しいです。

 絵を本業にされている方が聞いたら、呆れ返ってしまうかも知れませんね(笑)

 だからこそ、書き終わった瞬間思いました。

 上手に描けなくてもいいから、「うまく」描こう。

 わたしが「何がうまい」と感じたか、のちのち年月が経った時、自分自身が鮮明に思い出せるような絵日記にしよう。

 そのようなわけで、まったくの自己流、縮尺も大いに狂ったまま、「うまい」と思うものを、半年間描き続けてきました。

淡路島で食べたカレイの煮付け。
関西風の上品な煮汁と、ぷるぷるの身がベストマッチ!
付け合わせの食感の変化も、楽しい一皿でした。

手を動かすと記憶力がアップする

 半年「食の絵日記」をやって思ったこと。

 記憶力が確実にアップします。

 というのは、食事が運ばれた瞬間は、とにかく食べたいので、すぐに食べてしまい、その時の食感や匂い、雰囲気は記憶に頼って描くからです。

 サクッとした天ぷらのかみ心地、プル、ジュワッとした揚げ出し豆腐の一口目、チュロスをホットチョコレートに浸した時の甘い匂い...

 そういった記憶を、「ここが美味しかったなあ」と思い出しながら描いていると、とても楽しいです。

 半年間これを続けていたら、記憶力がアップしたと実感しています。

 他には、空間認識能力も上がったような...?

 手を動かすと、記憶も動くのですね。

ちなみに、絵を描く際、もしある場合は自分が撮った写真も参考にしますが、実際のおいしさは、記録としての写真にはうつらないものです。(少なくとも、わたしの場合は...。)優れた写真家の方は、記録ではなく、そこにある背景やムード、思いまで映し出す。だから人の心をぐっとつかむのでしょう。

鳥取県、大山にある「たむら」さんのお寿司。
地魚で、ひとつひとつが際立つ味わい。
映画を見ているような展開性を感じます。

2025年「ムードを描きたい」

 2024年は、「とにかく、うまいものを描く!」という一心で描いてきました。

 食べたから描くのではなく、本当に美味しかったと感じた時だけ描く。

 これが「食の絵日記」のマイルールになっていて、自分専用のグルメガイドブックのような感じに仕上がっていく面白さがありました。

 2025年に向け、これにプラスして「ムードを描きたい」という抱負があります。

ニューヨーク、ロウワー・イーストサイドのバーガーショップ。
多種多様なバンズとお肉のチョイスがGood。
かぶりつくガッツリ感を楽しめるお店でした。

 食事って、味わいだけではなく、ムードが大事ですよね。

 季節、天気、雰囲気(上品なお店、ガッツリ気軽なお店など)一緒に行った人、感情...

 食べ物のクローズアップだけではなく、そういった部分も食の大事な要素。

 最近ニューヨークに行った時、氷点下の凍える寒さの中食べたプレッツェルには、明らかに味だけではないおいしさとありがたさがありました。

 その時、「ムードも描いていきたい!」と自然に思ったのです。

あたたかくて、ちょっとしょっぱくて、
持っているだけで笑顔になった。

絵日記をやってよかった

 始めた時は、正直こんなに長続きするとは思わなかった絵日記。

 今や日常を彩るだいじなひとコマであり、愉快な趣味です。

 2025年も、いろいろ試しながら、より「うまく」描いていきたいと願っています!

 あなたが、2024年「やってよかった」と感じることは、何でしょうか。
 
 それが、2025年さらに素敵に発展していきますように。

 それでは、良いお年を!

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Nanako |食の絵日記
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