妄想編集部 おすすめの1冊
1年、新作を書けなかった私が、
40分で作品を書き上げることができました。
『たった40分で誰でも必ず小説が書ける 超ショートショート講座 増補新装版』
著・田丸雅智
1.身近な単語10個挙げる
2.挙げた単語をひとつ選んで、それに関連する単語を10個挙げる
1と2をランダムで組み合わせる
→そのまま作品のネタになる。
あとはお得意の妄想を働かせるだけ。
短編小説『無敵花火』はここから出てきました。
1で取り上げた単語は「お酒」
他に面白いなと思った組み合わせは
『ばけもの達の飲み物の川』
→ばけもの達はその川の液体しか飲めないとしたら、どんな味?どんな色?飲めなくなったら化け物は死ぬの?
「ばけものたちののみもののかわ」「の」が多くて、今回は選びませんでしたが、妄想が膨らみます。せっかくなら、今まで誰も見たことのないばけものを描きたいです。
『漬けものになる本』
水分でダメになってしまう本と、漬けものの組み合わせが面白そうだなと。
「本に浸かる」という言葉もあるので、ギャップと共通点が際立つような作品がいいなと思います。
その時はぜんっぜん構造が浮かばなかったので選びませんでしたが、凄く描きたいテーマです。
あ、もちろん。『ばけもの達の飲み物の川』『漬けものになる本』書きたいと思ったら誰が書いてもいいと思います。
もしあなたの『無敵花火』が何なのか、他の作品があったら読んでみたいです。
妄想編集部は誰でも自由参加型のコミュニティです。なんか一緒に楽しいことしましょう。
(余談)
実はこのショートショート本の編集者さんは、私と席がお隣のお兄さん。偶然にも職場が一緒なのです。
そのことに気づいて「私の友達と、私のお兄さんの友達が、実は友達だった」くらい嬉しい気持ちになりました。
来月は私の誕生日。ずっと大切に温めていた、原点のような短編小説を上げようと思います。
もし面白かったら「スキ」って伝えてくれると嬉しいです。