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【水彩イラスト】秋の樹木を描いてみる

秋の紅葉が美しい季節でしょうか。
暑くもなく寒くもなく、澄んだ空気が心地よい大好きな季節。

以前ご紹介した〔落ち葉〕のモチーフよりも
〔樹木〕描くのにはほんの少しのコツがいるかと思います。

樹木の葉っぱを一つ一つ見てしまうと
描くのに気が遠くなりそうなので、まず全体を捉えるようにします。

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葉を一枚一枚描くのではなく、として捉え
明るいところ、暗いところを見ていくようにすると描きやすくなります。

上図の右の木では、3段階くらいの明度に分けて捉えています。
(薄緑、中間の緑、濃緑)
そうすると、だいぶ木らしく見えてきますね(^^)

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秋らしい紅葉した樹木を描いてみたいと思います↑↑
(B4水彩紙に14〜10号の水彩筆を使用)
まず、薄く溶いたイエローオーカーで大体下絵を描き
バーミリオンやサップグリーンを使って濃淡を出していきます。

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幹の部分にも葉に使った色を入れることで、まとまりを出すよう試みました。
大まかに描いた後は、少し細かいタッチを入れていますが
描きすぎないことで柔らかな雰囲気を残します。

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こちらは葉書大の用紙に描いたもの↑↑
実際にはない青みを入れたり、自由気ままに。
立体感よりも色味や空気感を意識したことで
よりイラストっぽい仕上がりになりました。

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日端奈奈子
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