十万円の行方と愚痴。
私のじゃなく、母の給付金の話なんですけど。
まだ給付されていないのに、すでに先走って医療関係に半分寄付したそうです。
別にね、いいんですけど。それはまったく。
母にもそう言ったし。
何が嫌かって、
だったら発作のごとく「お金がない!ない!」言い出さないでほしいと言うこと。
これ、私の記憶のあるかぎり幼少の頃から、つまり裕福だった頃からの母の悪い癖です。
わりかし高級住宅街と呼ばれるような場所に庭付き戸建てペットいっぱい飼ってるような家でオーガニック素材食べて暮らしてました、私。
今じゃ離婚して、くっついてきた娘はいい歳して働けないときたもんです。
実際にお金はない。
それで寄付って。
これね、ただのよくわからない罪悪感から来る行動なんですよね、母の場合。
まぁそれでも母のお金です。
寄付、すればいいですよ、それで気が済むなら。
だけど、ならば「お金がない!」て騒ぎながら私をあなたの不安に巻き込まないでほしい。
私にも今働けていない罪悪感があるし、子供の頃は本当にお金がない家なんだと思い込んでいて18才になったら働いてお金を家にいれなくては、って本気でそう考えてた、それを叶えられずに中学でリタイアした自分に対する嫌悪感や羞恥心が今だにある。
(正確に言うと、私の場合それを抱えた人格さんがいるということ)
なんなんだろうか、巻き添えにすれば気が治まるのか。
私に不安を擦り付けた後で、私を励ます、とかいうよくわからないプレイもしたがる。
いいかげんスルースキルも上がってきた私ですが、それでも持ち前の同調力共感性がマイナスに働く。
もの心つく頃から刷り込まれた感情も騒ぎ出す。
基本仲良しですが、こういう親子関係ほんと面倒くさい。
なにがって、私が働けてれば問題ないじゃないって、そこが着地点になるから、動けない今が辛くなる。
それじゃあ治療の妨げにしかならないんだよ、ほんと。
自己嫌悪は一番よくない。お医者にも言われてる。
あーもーこんな自分が働いてる姿とか、全然想像できないわ。
せめてがんばれる自分にまで自分を持っていきたい。
がんばりたいのにがんばれないのもなかなか辛いとこ。
とりあえず先日の診察で薬が減って、異常な眠気も治まってきたから、少しは動けるようになるかなぁ。