『漫画と出汁と父娘』登場人物・あらすじ

【登場人物】
吉田瑞穂（17）…主人公、高校２年生
吉田治　（46）  …瑞穂の父、漫画家
吉田朱美（45）…瑞穂の母、会社員
立原優香（16）…瑞穂のクラスメイト
加藤真理（18）…漫画研究部の部長
高倉花音（16）…漫画研究部の部員
鈴木幸子（58）…主婦
スーパーの買い物客／スーパーの店員／高校のクラスメイト／漫画研究部の部員

【あらすじ】
主人公は高校２年生の吉田瑞穂。
彼女は漫画家である父の影響で、幼い頃から漫画家に憧れ、高校では漫画研究部に所属している。父は若い頃に連載していた漫画作品が３００万部売れた人気作家であるものの、それ以来ヒット作が描けず、近所の人からは定職に就いていないと思われている。
瑞穂は家事を担っている父が手間をかけて出汁を取る姿にも苛立ちを募らせている。また、なかなか連載が取れない父に対して次第に尊敬の念を失いつつある。それどころか、父の存在を恥ずかしいと思うようになり、クラスの友人や部活の仲間には父が漫画家であることを明かしていない。
そんな中、漫画研究部の後輩・高倉花音が漫画賞に入賞し、瑞穂は祝福できない複雑な気持ちを抱く。花音の入賞、部長・加藤真理が漫画を描く姿、再び連載を獲得することを目指して漫画を描き続ける父の背中を見て、瑞穂もようやく漫画を描き始める。
漫画を描き始めたことで、漫画制作の苦労を身を以て知り、瑞穂は父に対する気持ちを改め、再び尊敬の念を取り戻す。

本編↓
https://note.com/nanaki_igusa/n/n7a26f4a25dea?sub_rt=share_pw