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エディタを移行する
今や圧倒的なシェアを誇るVSCodeへの移行を試みています。
なぜ今やるのか?
エンジニアになりたての頃からVimを愛用していて何かすごく困ったわけではないのですが、職種柄効率にこだわらないのはまずいのではと思い立ちました。
「Vimでも効率は良くなる」という意見も至極当然ですが、私はガチ勢ではなくものすごくカスタマイズしているわけでもないので、とっつきやすいVSCodeを使い倒そうと思った次第です。
私とVSCodeの歴史
2年前にTypeScriptを扱うプロジェクトに関わったことがあり、そのときからたまーにVSCodeを使うことはありました。使ってはやめ、使ってはやめ。(完全以降熱が半年おきくらいの間隔で再燃する)
VSCode上のターミナルでVimで開発するという恥ずかしい芸も経験しました。そろそろちゃんと使いたいので2点だけ取り組み方を変えました。
1. 使い方を徹底的にメモる
VSCodeのドキュメントの情報量は非常に豊富です。
ただし一度調べたことでも、次利用するタイミングでは忘れ去っており、それがストレスになって私は離脱します。おじいちゃんですね。
最近は操作方法やconfigに設定した内容をGistにメモしてどこでも見られるようにしています。(自宅でも会社でも見られるのが重要)
これである程度利用の期間が空いてしまってもセーブポイントからリスタートできています。後から立ち返ると理解が違っていることに気づいて設定を変更したりもできるので、きれい好きなA型の方にもおすすめです。
2. 特定の作業でのVSCode縛り
いきなり自身のすべての作業を新エディタに移行するのは非常にハードルが高いです。実際に試しても開発スピードは確実に落ちていました。
そこを割り切って、「コーディング以外で何かをメモする作業」についてはVSCodeしか利用しないことを決めました。以下のような作業です。
・ドキュメント執筆 ※前述のGistを含む
・備忘のための突発的なメモ書き
・脳内整理のためのメモ書き
ここでいろいろと便利なものを入れると逆に混乱して使い切れないので、シンプルなエクステンションを2つだけ利用しています。
まずドキュメント執筆のためのGist連携に下記のエクステンションを利用しています。ローカルで書いた内容がリアルタイムで同期されるので、この使い方を覚えれば、前段の「使い方のメモ」を続けるハードルが下がりました。
Gistに同期させないローカルに残すメモとしてはVSNotesを利用します。
下記の「event」のようにタグをつけておけば自動で分類されるため、後から見返したいときに嬉しいです。またテンプレートはVSCodeのスニペット機能でカスタマイズできるため、事前に登録しておくと楽です。
むすび
取り変えたのは2点だけですが、以前より継続している印象があります。
・ショートカットの打ち間違いや調べ直しがなくなった
・設定ファイルの汚さにイラ立つことがなくなった
・あのファイルどこ行ったっけが減った
このまま続けて行けば、開発作業全般もVSCodeに移行できるような気がしています。いきなりとは言わず今のペースで慣れていければ。
ちなみにVSCodeでもVimのキーバインドはもちろん継承しています。組み合わせて使えたら最強だな なんて。