蔡國強さんについて、毎日メディアカフェで聴きました。

昨日、東京竹橋で行われたトークセッション「不確かな時代、アートは何ができるのか 〜現代アートの巨人・蔡國強と９万９０００千本の桜〜」を聴きに行きました。毎日新聞は購読していないのですが、面白そうで参加しました。 蔡國強さん本人は不参加でしたが、横浜美術館館長逢坂恵理子さん、フリーライター川内有緒さん、評論家萩原チキさんが蔡國強さんといわきの方々との交流についてお話ししてくれました。 2015年に横浜美術館で蔡國強さんの大規模個展をした逢坂さん（当時私も観に行きました）。そ

リング完成しました。

POPリニューアル

　海辺に住むデザイナーさんとPOPのリニューアルをしています。10ヶ月ぶりに再会してからは、話がトントンと運んでいます。今週はカード二種類を入稿しました。 　今回のコラボでお互いが大事にしているのは「デザインで遊んでみよう」という気持ちです。個性やちょっとしたクセをPOPで見せてみようか、と。 そして海と山を行き来するミーティングもとても楽しんでいます。秋雨前線真っ只中にもかかわらず、アイデアや作業がとても軽やかに響き合っているようです。思いのほか軽やかに、動きやクセを出し

麦の銀細工

2018年9月30日 「までいなマーケット」（神奈川県葉山町） 真手（まで）＝手作り・オーガニック・専門性・地域性のある商品や食べ物のマーケットに出店。今年のテーマの「麦」の銀細工。 麦穂の視点を変えてみよう。上から覗いた六条大麦を銀板から切り抜いて（画像左）、さらに重ねてみた（画像右）。 指輪などに加工して磨けば完成！ までいなマーケット公式サイト https://madeynamarket.jimdo.com/開催履歴/2018/ iphoneX 新機種にしたら、背景

装飾とデザイン　縄模様　（読書メモ）

　たとえば三重県伊勢市にある夫婦岩を結ぶしめ縄のように、造形の始まりは、単純な形を自然に付け足すことから始まったようだ。この縄が大自然と生活の場所の間に「結界」をつくっていて、人々の生活空間としての「ここ」が限定されている。自らの命さえ危うい環境の中では、冒険や征服よりも切実な願いだったのだろう。人々の心の錨（いかり）は「装飾」によって表されてきた。 　ここでいきなり装飾という単語が出てきたように思えるが、造形デザインと装飾は互いの対比・均衡によって成立する。つまりどちらか一