結婚式準備への協力具合は、子育てとイコールなのか
婚姻届を区役所に出し、苗字を変え、なぜか私が世帯主になり、静かに新婚生活がスタートした。あけましておめでとうございます。
去年は8回もの結婚式に参列し、祝儀やら交通費やらで40〜50万使って予習は完璧。今年6月はいよいよ自分の番です。いや勉強代えらい高いな。ラッシュ具合が28歳すぎる。
中学2年生ぐらいから、成人式と結婚式が楽しみだった私。1つは20歳のときに楽しく終え、まあまあ平均的なタイミングで結婚式も迫ってきた。夫となった彼も、学生の頃からApple Musicで「結婚式」というプレイリストを更新し続けている、男性にしては珍しい“絶対挙げる派”。しかし、いざ結婚式をするとなると、式場見学や最初の打ち合わせまでは楽しいものの、決めるべきことの具体的な期限やこまごまとした宿題によってものすごい現実味を帯びてきた。そして一気に、「(終わったら楽しいんだろうけどそれまではちょっとめんどくさい)タスク」になる。「やりたいことがお互いに多すぎて、こだわりを譲る・譲らないの喧嘩するんちゃう?」なんてワクワクしていたのに! 人間って不思議!
今、目前に期限が迫っているのは、ゲスト一覧作りと、引き出物を何にするか決めること。そして来週末に控えた前撮り。まあ前撮りといっても、知り合いのカメラマンと、友達の友達のメイクさんを呼んでスタジオでこぢんまりと撮影するだけなんですけどね。というのも、式当日に会場内で白・カラードレスともに撮影してくれるから、前撮りの写真は招待状とオープニングムービーに少し使うぐらいなので。衣装も、自分のキャラに合うスーツをZARAで買いました。
待てよ
文章をちゃんと読めば気付くはず。カメラマン・ヘアメイク・レンタルスタジオを探す&依頼、それぞれの費用の交渉、衣装の準備、撮影イメージの共有など、やることはめちゃくちゃある。そもそも撮影日は「2/1までに招待状用にデータが必要」だから1月最後の日曜に設定したし、それは夫も横で話を聞いてたからわかってるはず。それなのに、どの工程も手伝わないどころか、まだ! ゲストの一覧! 中途半端ですよね!! スタジオの候補を絞って「こことここやったら、こっちのほうがいいよな?」と聞いたとき、携帯を見ながら「いいんじゃない?」と言いましたよね!!!
その態度、子育てでもやりますよね!!??(断定)
なのでまだしばらくは産めません!!!(決意)
今、夫は、結婚式の準備期間ではありません。
「子育てが始まったら、俺はこういうスタンスですよ」を提示する機会なんです。
今のところ最悪のプレゼンが続いていて、シゴデキ同期(私)がフォローし続けている状態という自覚はありますか????
「子供の名前、『天才盆踊り』でいい?」
「いいんじゃない?」
ちゃうわ!!!!
「母乳か父乳やったら父乳のほうがいいやんな?」
「いいんじゃない?」
ええわけないやろ携帯見てる場合か!!!
式までの数ヶ月で信頼度が変わらないようなら、また改めて時間をかけて協力体制を築いていくのみ。長い長い夫婦生活だから、焦らず自分たちのペースで、というのも頭ではわかる。でもそれなりにタイムリミットもある。復帰できるキャリア形成を考えながら、子供を産み育てたいという自分(たち)の希望を叶えるためにも決断していかねばならない。どうがんばっても産むのは私しかできないのだから、せめて「出産と授乳以外は任せろ」という気概であってほしい。頼れる実感を、この結婚式準備期間に持たせてほしい。
勝手にイコールで繋げてすまんな。
でもさ、2人で「助かるー!」と言い合えるかっこいい夫婦にちょっとでも近付けていこうや。
と、書いてても仕方ないので、ちゃんと口に出して伝えます。頭の整理にお付き合いいただきありがとうございました。