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みんな、自分を強く見せたがっている。

わたしは最近、職場(福祉事業所)で立ち振る舞い方をどうしようかって悩んだり、「これで本当にいいのかな」ってどんどん自信を失っていってしまう時期もありました。
そんな中、同じ職場の仲間達にはそんなことを感じている自分を見透かされたくないから、「大丈夫、元気元気〜」と普段通りに振る舞ったり、何にもないふりをし続けました。

でも、なんだかんだ言って、限界が来ていたんだと思います。サービススタッフの先輩には、「実はこういうことがあって」ーとあらかた話をさせていただきました。

どこかでみたのか聞いたのか、定かではないですが。
「自分の持ってる悩みなんて、人に話ができた時点で半分は解決している」

これは、嘘なようで本当のことなのです。
心理学では、「話すこと=離すこと」と言われているくらい、自分のドロドロしている感情を話す(喋る)ことで手離すっていう役割を担(にな)うんです。

実際、カウンセリングまでいかなくっても、だれか心の距離が近しいひとにグチや悩みを聴いてもらうとスッとした気持ちになりませんか?

         *

さて、わたしが福祉事業所でどんなことに悩んできたか、をお話いたします。

① 〈接客において〉
笑顔や笑声(笑っているときの声)はきちんと出せているのか、メニューを確認し忘れていないか。

備品の補充は済んでいるか。

言葉遣いや表情は?
など、あらゆる角度から不安が押し寄せます。

きちんとできているようで、できていないのではないか、
見落としているところ、他にもあるんじゃない? とかね。

イヤになるくらい減点主義な考え方です、本当に (¬_¬)

でも、あるとき気づいたんです。
その不安が、自分にとって、かえって「がんばるためのエネルギー」になってるんじゃないかなぁって。

そう感じられた瞬間から、モノの見方や感じ方が180度変わりました。

「不安が大きくてもいいんだ」「わたしはわたしのままでいいんだ」と自ら感じられるようになっていって。

「どうしようかな? と迷うときはスタッフの方や仲間に聞いてみよう」とさらに自分を見えない気持ちから守る術を見つけていくことができたんです。

         *


〈その他の作業〉
通販で購入ができる、ガトーショコラ(チョコレート&抹茶)の準備をしているときに、それは突然襲ってきます。
そもそもこれも、最近始まった取り組みで、まだそこまでその道に詳しい人」がいなかったんです。

昨年12月に取り組みがスタート。スタッフの方や同じ福祉事業所で働く仲間達、社員の方々がドタバタとされている様子を見て、「いつか疲れて、壊れてしまわないかな?」 「ギリギリ限界の限界まで行く前に、そろそろ休んでほしいな」と感じ始めていました。でも、搬入準備があるため、お休みがなかなか取れず…

状況が変わらない。自分達では非力過ぎて、変えられないもどかしさ。
色々な感情がありました。

スタッフの方は、いつもと変わらずわたし達に接してくださいましたが、どこかお疲れな様子が目立ち、「大丈夫ですか?」「少しでも休んでください」とお声がけしたくなる気持ちが溢れるのです。

わたしが思うに、スタッフの方も「キャスト(福祉事業所利用者)に不安に思われていたらダメだよね」と多少なりともそんな気持ちがあったのだろうな、と感じました。(違ってたらごめんなさい💦)

色々あるシチュエーションで、みんな、自分を強く見せたがっている。
大丈夫だと感じていなくっても、普段通りに振る舞っていたい。
そんな気持ちを持ってるのって、わたしだけなんでしょうか??

あなたにも、そんな『複雑な矛盾する気持ち』ってありますか?

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