失ったもの、そして得たもの ～振り返るネットワークビジネスの経験～

あのネットワークビジネスの話が舞い込んできたとき、私は迷わず飛びつきました。

微生物との共生という龍からのメッセージとぴったり一致し、それが私の使命を形にする道だと信じて疑いませんでした。

ビジネスそのものは成功しませんでしたが、振り返ると、その経験が私に与えた影響は計り知れません。

失ったもの

ネットワークビジネスを始めたことで、私は少なかった友人をさらに失う結果となりました。
商品を勧めることで、どうしても人間関係に微妙な緊張感が生じ、距離を置かれることも多くありました。
ビジネスとして結果を出せなかったことで、自己肯定感もさらに傷つき、**「何をやってもダメなんだな」**という思いが心を覆う日々もありました。

得たもの

それでも、得たものは失ったものよりもはるかに大きかったのです。

腸内細菌やプラネタリーヘルスの知識、腸と筋肉のつながりに関する理解、そして奇跡的なネコとの出会い――これらは、今の私を支える大切な財産です。

特に、腎不全のネコにマッサージを行い、あと1週間と宣告された命を半年延ばすことができた経験は、私に「人のためになる」ことの本当の意味を教えてくれました。

液晶水マッサージへの道

さらに驚くべきことは、この経験が、今の液晶水マッサージに直結しているということです。
ネットワークビジネスを通じて学んだ腸内環境の知識や、ペットケアへの応用、そして「触れること」による癒しの力――それらが結びつき、液晶水マッサージという新たな形となりました。

もし、あの時ネットワークビジネスに挑戦していなかったら、液晶水マッサージの発想にたどり着くこともなかったでしょう。**「無駄な経験は一つもない」**という言葉が身に染みる瞬間です。

ピンチはチャンスという生き方

失ったものは確かにあります。しかし、得たものの大きさを考えると、あの時の挑戦には意味があったと心から思います。ネットワークビジネスの話がなければ、液晶水マッサージという新しい道を歩むこともなかったでしょう。

過去の失敗と向き合い、それを未来につなげる――これが私の人生を支える大切なテーマです。そして今、得たものを活かしてさらに進化していく道を模索しています。

まだまだ夢の途中