大学生とのぶっちゃけ座談会~働くってどうなの?~に参加して

どうして参加したかというと・・
・違った考えの人と話がしたかったから
・最近の若者が考えていることを聞いてみたかったから

1部は、安岐水産の安岐さんによる報告会。
2部は、大学生とのグループ討論。

よそいきのお話しだと、来た甲斐がなかったけれど、
若者とぶっちゃけトークができてよかったです。

最初は、不労所得で楽してお金じゃんじゃんもうけたいと言っていた男子。
打ち解けるうちに、

・好きなことを仕事にしたくない。
・ボランティアが好きなので、将来は警察官になりたい。
・自分は1人なのに、人から真逆な見方をされる。
・まだ自分のことがわかっていないから何をしたいかわからない。
といった、本心ともいえる言葉がちらほら。

(大丈夫。大丈夫。
これからいろいろな人と会って、
いろいろと経験していくと、
いろんな価値観が分かり、
いろんな価値観が分かっていくと、
自分のこともわかっていくようになるよ)

と、親子ほど年が違う男子たちを客観的にみる自分がいました。

職業につくきっかけは、憧れる車に乗っていた人を見てとか、
案外ちょっとした瞬間だったりする。

私が先生になろうと思ったのは、
・・
・・
先生の机の中に、おかしを見つけたから。

なあんだ、威張った先生も、こそっと休み時間におかし食べてるじゃん!

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安岐さんの言葉で響いたのは、
【私の居場所探し】という言葉。

私が小学校の先生だった頃、
遠足があり、楽しみなお弁当の時間に、
《一人でお弁当を食べている子はいないか》一回りして《大丈夫。一人ぼっちはいない》と安心して自分の弁当を食べたのに、
次の日の作文で、

「私はお弁当を一人で食べました。さみしかったです。」と書いている子がいました。

なに!? 一人で食べている子はいなかったはず。

急いで、昨日の写真を見返してみると、
グループとグループの間に席を確保している子が。

周りからみると、グループに入って楽しく食べているように見えたけれど、
実は、どこにも入っていなかったんだ。

見た目ひとりぼっちはすぐにわかるけど、
分からないのは(気持ちが)ひとりぼっちの人。

大人だって、いろいろコミュニティに属しているけれど、
案外、自分の居場所探しをしている人もいるかも。
そんな気持ちがひとりぼっちの人は、他人からは分からない。

安岐さんが感じたように、職場がその人の居場所・生き生き自分が出せる場所だといいなと共感した昨日のお話でしたっ。

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