受験
現場まで送り届けるつもりだったが
数日前から雪予報
車出せなくなったら困るので
急遽前日にお友達と電車で行ってもらうことにした
会場での点呼は8:20分だから、
7時の電車に乗れば間に合うのに
お友達と待ち合わせたのは6時40分の電車
逆算して、何時に起きるの?と聞くと
5時かな!という。
試験が始まる迄に起床から4時間近くある
お弁当食べたら爆睡するんやないか?
そんな母の心配をよそに
まるで遠足に行くかのような手つきで
荷物を詰める息子
『あ~なんか、めちゃリラックスしてるわ~』
……母さんは全然リラックスできてないよ…
弁当と平行して
お友達からいただいた"すべらないうどん”を湯がき
器に入れる途中でお鍋から2本麺が床にお◯た
『わっ!!』と叫ぶ私に
『どーしたん?大丈夫?』
『いや、大丈夫、なんでもない!』
慌てて拾って洗ってもう一回お湯に入れた
大丈夫大丈夫、洗って食べればセーフやし……
全然問題ない
なんなら更に美味しくなったかもしれんしな
いけるいける
て、頭の中、落ち着け落ち着け~ってなりながら
なんとか涼しい顔して息子に出し
お弁当も入れて、ホッカイロも入れて
さぁ出陣
結局雪は降らなかったので
お友達と待ち合わせ場所まで車で送った
『あー、消しゴムもうひとつ持たせよ思ってたのに忘れてたわぁ、昨日寝るときには考えてたのにー!』
『大丈夫大丈夫』
『帰り混むから、着いたらすぐ切符買っときや』
『わかってるわかってる』
あと~言っておくこと~っ…なんもないかな~
到着までぐるぐる頭の中で検索
見送る後ろ姿に大声でエールを送りたかったが
6:20分だったのでやめた
その帰り道
『あ!お茶持たせるの忘れた!』
お昼ご飯食べる時に気付いても
買いにいけるかな…外出れるんかな
携帯持ってないから知らされへんな……
あかん、今言うとかな!
すぐに引き返して駅へと向かう息子たちに追い付いた
『お茶持ってないよ!買っていきー!』
『あぁっ!』
本人もすっかり忘れていた様子
駅前の自販機で買う様子を確認して見送った
どこの母も
恐らくこんな感じなのではなかろうか
無事に帰って来るまでが入試やでー
どうか元気に帰っておいでー!
1日分の体力気力を使った朝
しかし今日は午前中リハからの、午後本番
夕方レッスンのフルコース
晩は息子の好きな唐揚げにする予定
ぬぉーー!頑張るぞーー!