
地域食堂の勉強会が始まりました!
あんぜんラボの松嶋です。
2月3日(月)の夜、地域食堂勉強会(仮称)の第一回目を行いました。
待望です!
ぼく、松嶋は単なる実践家です。
とにかく実践。あまり難しいことを考えず。
ですからたくさん失敗します。
ほとんど失敗。
感情が押さえきれないんです。
押さえきれないから、すぐにやってしまう。
感情ベースだから、理屈が乏しいのです。
そんな松嶋も、最近、少しだけ賢くなりました。
実践の前に考えるんです。
おかげで失敗は減りました。
ただ、何かが違うんです。何かが。
考えるのは、手順だったり、PRの方法だったり、お金のことだったり。
たしかに失敗は減ったんですが、何かが違うんですよね。
何が違うか、考えてみました。
「おもい」だったり、「理念」だったりの熟成不足かなと。
逆にいえば、ここをもっと深めていけば、実践がより本格化するのではと思いました。
ぼくの経験を少しお話しますね。
2021年、なないろ給食という無料食堂を始めました。
「無料」にこだわりました。
でも、そのこだわりをうまく説明できなかったんです。
周囲には、10円でもいいからもらったらいいのではと言われました。
でも、「とにかく、無料がいいの!」と駄々っ子のように返しました。
そのとき、京都大学の藤原先生の本に出会いました。
感動して、すぐにお手紙を差し上げました。
光栄なことに先生からメールをいただき交流が始まりました。
先生に、ぼくらの給食が「無料」であることの理論的背景を教えてもらいました。
(とはいえ、それを上手に説明しろといわれたら難しいのですが。。)
この経験から、将来的に、学者の先生方と実践家のコラボレーションができないかという夢を描いていました。
その夢が、今回の勉強会です。
学者の先生方の知識や理論を拝借する。
実践家が日々の実践をフィードバックする。
このやりとり、まさに循環です。
このシナジーが、一つになると面白そうだなと思ったんです。
絶対に面白い!
というわけで、今回の勉強会です。
勉強会にご参加いただくメンバーは下記の方々です。
ぼくを除いて、錚々たるメンバーです。
感動です。
先日の初回勉強会は、各メンバーからの自己紹介等の話題提供でした。
話題提供だけでしたが、ぼくは、とっても興奮しました。
知らないことがいっぱいだったからです。
今後が超楽しみです。
今後、2,3ヶ月ごとに勉強会を繰り返します。
勉強会の内容は、オープンソースとして、ここで公開してまいります。
実際に地域食堂がオープンできるのは数年先になります。
勉強会で知恵を結集し、本当に良いものをつくります。
【地域食堂勉強会のメンバー】
佐藤 順一郎
たぬきち商会 かたくらフィールド長
高梨 信之
岩手医科大学 衛生学公衆衛生学講座
藤原 辰史
京都大学人文科学研究所
福元健之
京都大学大学院 人間・環境学研究科
松田 智生
高知大学 客員教授、日本福祉大学 客員教授
皆本 昌尚
合同会社おれんじしっぷ 代表
松嶋 大
一般財団法人なないろ未来財団
*敬称略、あいうえお順
追記
・地域食堂勉強会(仮称)となぜ「仮称」がついているのかと申しますと、もっとかっこいい名前があればいいなと。何かいい案があればぜひお知らせください。
・勉強会にご興味ある方は、ぜひお知らせください。