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弱視の自販機、あれこれ

ご覧いただき、ありがとうございます。

今回は見えにくい私の自動販売機事情について書いてみようと思います。

今日、出かけた時のこと。

飲み物が欲しくて、自販機で買うことにしました。

ボタンを押して出てきたのは、缶のカフェラテ。

カフェラテは良いのですけど
ペットボトルが欲しかったんですよねー💦
その後、用事もあって
開けてしまうと持ち歩くのが難しかったので
別の物をもう1本購入しました。

(あくまでも私の場合ですが)
自動販売機を見つけることはできます。
自動販売機の内容もなんとなくは分かります。
お茶なのか、コーヒーなのか、ジュースなのか。
大きいのか、小さいのか、サイズ感も見当がつきます。

ただ、細かい文字までは見えないので
コーヒーが無糖なのか微糖なのかまでは分かりません。

あと、今回のように、缶なのかペットボトルなのかは
判断が難しい場合が多いです。
コーヒー類は横並びで配置されていることが多いので
時々間違えて、あちゃー💦となります。

これも個人的な問題ですが
私は身長が150cmしかないので
1番上の段は、ほとんど見えないのですが
だいたいお水とかスポーツドリンクのことが多いのかな?
(個人的には需要が少なめです)

季節の変わり目は
ホットとアイスが切り替わる時期で
買い間違うことが多々あります。

最近増えてきたタッチパネルの自販機は
買うことはできるのですが
そもそもそれが自販機であることに気づきにくいですね。

飲み物ではなく
パンとかお菓子の自販機だと
番号を押さなければいけない場合もあって
それはもうお手上げです。

全盲の方だと
ロシアンルーレット状態で買う、という話もよく聞きます。
私の場合は、そこまでスリリングではないですが
やはり欲しい物を確実に買えない不便さはありますね。
お金を払って、自分の意図しない物が出てくるって残念ですよね。

自販機は内容も配置も、それぞれに違いますし
同じ場所の自販機でも、内容が入れ替わったりします。

今は内容を読んでくれるアプリもありますが
私の理想としては
ボタンを押した時に
「ペットボトル お茶 ホット」とか
「缶 おしるこ」とか
簡単でもいいので、内容を喋ってくれるといいですね。

もちろんコンビニに行けば店員さんがサポートしてくれますが
手軽に飲み物が欲しい時もありますよね。

通常の高さの自販機だと
車いすの方は1番上の段のボタンには届きづらいですね。
たまにショッピングモールなどで
背の低い自販機を見かけますが
私も見やすいですし、使いやすいなと感じます。

自動販売機に関しても
もう少しバリアフリーが進むといいなと思います。

余談ですが
我が家の盲導犬ももこは
(気が向けば←ここがミソです笑)
「コーヒー」と指示をすると
自販機を探してくれます。

盲導犬を連れていたり、白杖を持っている人が
自販機の前で右往左往していたら
ひと声かけてもらえると大変ありがたいです。

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