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朝食バイキングで感じたこと

ご覧いただき、ありがとうございます。

この連休は東北の方へ旅に出ていました。
台風の被害もなく、無事に帰宅できました。

さて、ホテルの朝食バイキングで感じたことを少し。

カップに入ったヨーグルトがあったので食べてみました。
ヨーグルト自体は市販されているごくごく普通のモノでしたが
美味しくいただきました。

食べながらふと感じたのは
ヨーグルトが見えない(笑)

白いカップに白いヨーグルト。

最初のうちはまだ良いのですが
残りわずかになってくると見えません。
どれくらい残っているのか分かりません。

似たようなことは、バニラアイスを食べる時にも感じます。

あくまでも私の場合ですが
ごはんとかお豆腐とか
比較的立体的な物は
白いお皿に入っていても見えるのですが
ヨーグルトとかバニラアイスとか
なめらかな物が見えにくいようです。
ヨーグルトなら
ソースがかかっていたり、グラノーラが入っていれば
比較的見えるのかもしれません。
アイスなら、バニラよりクッキー&クリームが見やすいです(笑)

弱視(ロービジョン)と言っても
見え方は人それぞれ違いますが
一般的に、コントラストの重要性はよく言われます。
その物と背景との色合いによって
見え方は変わってきます。

黒いまな板とか黒いしゃもじとか黒いお茶碗とか
ロービジョンでも使いやすい商品も売っていたりします。

インターネットのウェブサイトでも
例えば、白背景に薄いピンクの文字だと見えません。
ウェブサイトによっては自分で色を変更できたりもしますが
見やすさを考慮して作られているサイトは大変ありがたいです。

点字ブロックもそうですね。
見えない人のモノだから
色は何でもいいんでしょ?と思われるかもしれませんが
点字ブロックは、見えにくい弱視者にとっても重要な道しるべです。
「黄色」を頼りに歩いている弱視者はたくさんいます。
街や建物の景観に合わせて
目立たないような色合いになっている場合もありますが
それでは本来の点字ブロックの意味がありません。
段差の手前に点字ブロックがあっても
それを見落として、段差を踏み外すということもありえます。
「黄色」あるいは「目立つ色」であること
コントラストがはっきりしていることに意味があるのだと感じます。

ますます高齢化が進んでいる中で
見えにくい高齢者も増えてきています。
安全に、安心して暮らせるような
物作り、街作りが求められているのではと
朝食のヨーグルトを食べながら考えたのでした。

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