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アダルトチルドレンの「自分らしさ」とか「自己実現」とかを、起業プログラムで見つけた話

こんにちは。
内観アートで自分を幸せにする専門家/七井美樹です。


「あなたの“自分らしさ”とは何ですか?」

この問いにストレートに答えられる人が、どれだけいるでしょうか?

これはアダルトチルドレンに限ったことではないのですけどもね。

アダルトチルドレンやエンパスは特に、「自分」が「揺れやすい」ので、この「自分らしさって何か?」という問いに目をそむけ続けてきた人が多いのではないでしょうか?

他人の感情や行動(言動)に揺れているうちは、自分を立てなくて済みます。ACは自己を確立するってことが、怖いんですよね。すべて自分に返ってきてしまうから。


1.「あなたは何がしたいの?」に対する答えを出し続ける


さて私は、この半年間、「自分らしさって何なんだ?」「あたしは本当は何がしたいんだ?」ということを、問うて、問うて、問うて…という日々を過ごしました。

こんなこと、一人じゃできません。
そして、普通に考えようとしてもどうしても避けてしまうから、大義名分が必要でした。

だから、起業プログラムってやつを利用しました。
(参加当初は↑のような意識はなかったです。今改めて振り返ると、結果的にそういうことになった、という感覚です)


突然ですが、私はハマっ子なんですね。
でもなんだか最近、「横浜はもういいかなぁ」って気持ちが大きくなっていたんです。

とても愛していたんです、横浜を。

でも、今の私には横浜は都会過ぎる。忙しすぎる。雑多すぎる。
港はあるが、私が求めている海がない。

そんな時に見つけたのが、神奈川県主催の起業プログラム「すきなまちでしごとをつくる in 三浦半島」(通称:すきまち)でした。

横浜から三浦半島は近いから、思い立ったらパッと行ける距離。
逗子の海がとても好きなので、すごく軽い気持ちでエントリーしました。「海の近くでアートセラピーできれば最高!」みたいな。

いざ講義が始まって、さらにゼミ形式での活動が始まると、もうずっとプルプル震えてて。

だって、「あなたは、何をやりたいの?」「それはなぜ?」って聞かれるんですよ!

この「あなた」という言葉の中には、私のこれまでの人生、私の精神性、私の本気度など、「私にまつわるすべて」が含まれていて、恐れおののきました。

もう、事業内容とか、収益とかの、もっともっと手前。

この作業が、本当~~に大変でした!!


「私は何をやりたいの?」と自問し、掘ってみる。
すると、何かしら出てくる。
でも、それで事業内容を考えてみると、「あれ?なんか違う」となる。
だからさらに掘ってみる。
また何か出てくる。
「今度こそ、これだ!」と思う。
でも進めていいくと、もっと何かあるような気がする。


この作業の繰り返しでした。

同じゼミの仲間は私よりずっと年下の男子たちで、その中でウンウン言いながら、壁打ちし合いました。

2.「起業」は、自分の弱さをスルーしがちなACが自分を見つめるための選択肢の一つになる

こうして「私は何がしたいのか?」「私らしく生きるってどういうことなのか?」と問い続けた結果を、2月22日に発表します。

すきまち受講生全員が、3分間のプレゼンに臨みます。

このプレゼンが最終形態というわけではないけれど、今の私のありったけのやりたいことを、詰め込んでみます。


このプレゼンで、バーン!と「私、これやります!」と発表するわけですが。

初めは怖かったんですよ、やっぱり。

アダルトチルドレンの思考回路でよくある、「こんな事業内容で笑われたらどうしよう」「失敗したらどうしよう」ってやつ。

でも私は、この半年間の壁打ちと、それと同時並行して受けていたカウンセリングによって、上記のようなネガティブな固定観念とは異なるシナプスが育ちつつあります。

それは、私に以下のような思考回路をもたらしました。

別に失敗してもえーやん。私が失敗して困る人など誰もいない。私自身でさえ、困ることはない。

このプレゼンにたどりつくまでの過程が、とても贅沢なプレゼントじゃん。

私はこれでまたひとつ、レベルアップした。最初の小さいマリオから、ミドルマリオになった!

まだ失敗は怖いけれど、「怖いからやらない」という思考回路だけを持ち得るわけではないと知った。

アラフィフになってもシナプスは増えるんだぜ!


というわけで、

2月22日(土)
「このまちでつながる・つくるサミット in 三浦半島」と題して、三浦の地域課題や可能性に着目した事業の在り方について、たくさんの人が発表します。

もう日にちがせまっておりますが、見てみたい、聴いてみたい、興味がある、と言う方は、こちらから参加エントリーできます。

チケット無料ですので、興味がある人は、横須賀までおいでやす!


なんも動けない、自信がない、勇気がない、自分の弱さをスルーしてしまうアダルトチルドレンには、自分が持っているリソースを使って起業してみる、というのも、自分を変えるためにとても有効だと実感しています。

こんなこと言うと、「いや私、何も持ってないもん」とか言いたくなるよね?

持ってるんです、ACは。
たくさんね。
あなたのこれまで歩んできた道そのものが、あなたのリソースになるから。
大変だった、その道のりが。


たとえそれが結果や成果を生み出さなくても、「私は何をやりたいのか?」「なぜそれをしたいのか?」「私なりの“自分らしさ”って何なのか?」とたくさん問い、その時その時の答えを出していくという作業が、新たな自分を見つけることにつながるはずです。


それは、何十万円とか百万円とかする起業塾に行かなくても全然、できること。

自治体が主催している起業プログラムはとってもお安いので、ぜひぜひ活用してみてくださいな!(「WHY?」の深掘りからやってくれるプログラムがおすすめです)

(さて、私はこれから、3分でプレゼンするための最後の仕上げにかかります…)



自分で自分を癒すパステルを使った内観アート「ヒーリングアート」についてはこちらのブログをご覧ください。
https://ameblo.jp/miroku-hearingart/


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Miki Nanai/アート×心理学×スピリチュアル
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