生きづらさを手放すために必要なこと
理由のわからない生きづらさを感じている人は、
それを抱えたままずーっと生きていかなくてもいいんだよ、
というお話です。
1.「私は生きづらい」にたどり着いたら、こっちのもん
「生きづらい」という感覚は、言語化するのが難しい。
「生きづらい」にたどり着くまでの道のりが、長いのだ。
たとえばそれは、
・自分に自信がない
・クヨクヨしがち
・イライラが抑えられない時がある
・人のことを羨ましいと感じる
・友達が少ない
・人とコミュニケーションをとるのが苦手
みたいなことを複合的に感じているけど、
それが「=生きづらい」という自覚につながらないんだよね。
でも、なんだか「もや~ん」「もわ~ん」みたいな感覚が常にある。
だから、「あぁ、なんだか生きづらい」と言語化できた人は、
そこから脱するための第一歩を、すでに踏み出しているのだ。
「生きづらい」と感じられたなら、
その瞬間からやることは
「生きやすく、生きる」ということだ。
2.「生きやすく、生きる」とは、〇〇を愉しむこと
では、どうしたら、「生きやすく、生きる」ことができるのか?
それは、
今までの経験も、これから経験することも
すべて、地球を愉しむために起こったこと。
と捉える、ということに尽きる。
カウンセリングとかセラピーとか、
自分の思考のクセを変えるツールはたくさんあるから、
その中から自分に合うものを選べばいい。
だけどそれは、あくまでもツール。
「経験」とは、成功と失敗のどちらかを導くものではない。
「あの経験があるから今がある」とか「あの経験で、わたしは心に傷を負った」とかいうのは、結果論であって。
人は、「経験するため」に「経験」する。
だから経験に、良いも悪いもなくて。
「経験そのもの」を味わえばいい。
これが、アダルトチルドレンからの
回復の道を進んでいる私がたどり着いた考えだ。
3.自分の幸せを、他者に依存しない
「経験そのもの」を愉しむ
という考えに行きつくと、
生きづらいままで生きていくことが
すごくもったいないように思えてくる。
・成功したい
・人より優れたい
・金持ちになりたい
・バカにされたくない
・可哀そうと思われたくない
・傷つきたくない
↑
という感情は、
実はすべて、他者に依存している。
・(人より)成功したい
・(人より)優れたい
・(人より)金持ちになりたい
・(人に)バカにされたくない
・(人に)可哀そうと思われたくない
・(人から)傷つけられたくない
これって、「経験」によってもたらされるのは他者からの評価である、と受け入れてしまっているんだよね。
「経験」は「経験」でしかないのに、
そこに「ジャッジ」を加えてしまっているの。
この思考のままだと、いつまでも自分の幸せにはたどり着かない。
だから、経験は経験として、愉しんでしまおう。
たくさんの経験は、人を豊かにする。
たくさんの経験をしてきたACは、豊かな人なんだ。
この地球に、人として生まれてきたのは、
経験を味わい、地球を愉しむため。
今までそれを味わったり、愉しんだりしてこなかったのなら、
この先は、今までの2倍も3倍も愉しめるよ。
君は、どんな経験が好きで、どんな経験が嫌い?
好きがあるから、嫌いがある。
嫌いがあるから、好きがある。
全部味わって、愉しんじゃおうぜ!