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初めて心理カウンセリングを受けてみたからアウトプットしてみました

先日、やっとついに、アダルトチルドレン(AC)専門のカウンセリングを受けることができた。
実はカウンセリングを受けるのは初めて。
noteにはカウンセリングを受けた結果を現在進行でアウトプットしていこうと思う。

1.ハズレ親育ちはカウンセリング難民になりがち?

カウンセラーはACの専門家であり、私が受講しているカウンセラー養成講座の先生でもある。
※仮に「A先生」とします。

ACのカウンセリングというのは少し特殊なようで、
精神科に行くと、何らかの診断名をつけて薬を出されてしまうし、
フツーの心理カウンセラーも、ACのことは理解できていない人もいて、ACたちは「カウンセリング難民」になる人も多いと聞く。

ACでも、精神疾患を発症している場合は精神科でもよいが、
「生きづらい」とか「よくわからないもやもや感」には、
投薬は効果がないことが多いのだそうだ。

だからACは、カウンセラー探しに苦労する、と。

私はたぶん、初カウンセリングがA先生で、ラッキーなんだと思う。

2.初めてのカウンセリング時の私の様子

初カウンセリングは、最初に「今話したいこと、気になること、なんでもいいので、話したいことはありますか?」という導入から始まった。

そこから約1時間、私は話し続けた。

今現在の問題というよりも、幼少期の経験について、堰を切ったように、マシンガントークしたように思う。

今の私は、心のもやがかった部分はだいぶ解消されている。
でも、もやが晴れたことで、奥底にあるヘドロのようにしつこく残っている、未解消な問題が露呈してきている。

このヘドロを、私はさっさと解消したいのだ。

とにかく誰かに言いたい、話したいという欲求が強く、これまで40年くらい溜まりに溜まった思いを、A先生に聞いてもらう。

A先生は、私の状況や相関図をメモに取りながら、「うん、うん」と聞いている。

あらかた話したところで、A先生はこう言った。

「うん、今聞いていて、本当に40年間よくがんばりましたね。大変でしたね」

私は、

「ねぇ、ほんと。…よく頑張りましたよねぇ」と答えた。

この日話した内容は、私の中ではけっこう重めな内容で、とにかく、一刻も早く自分の中から出したかったものだ。

やっと出すことができて、ほっとしたし、少しだけすっきりした。

3.カウンセリングを受けたことがないカウンセラーは、アリかナシか?

でも目的は、「すっきり」することではない
(友達に愚痴るのと同じじゃ困る)

私の幼少期の経験が、どういう道のりをたどって、どうなったのか。
どうしたら回復に向かうのか。

それを実体験しながら学ぶのが、このカウンセリングを受ける目的なのだ。

私は、私の身体を使って、ACからの回復を実験していくつもりだ。

最後に私は聞いた。

「あのー、カウンセラー側の立場としては、いつ臨床の現場に立ち会えますか?」

「うーん、もう少しかかるかな」とA先生。

(↑純粋なカウンセリングとは違い、SV要素が若干含まれているのでこのような会話もします)

そう簡単にカウンセラーにはなれないわけだけど、でもだよ?
私は、とっても恵まれていると思うのだ。

今回、カウンセリングを受けて、改めて感じたのは、

「カウンセリングを受けたことがないカウンセラーには、相談したくないな」

ってことだった。

これって、当たり前のことだと思うんだけど、実態はそうでもないらしい。
カウンセリングを受けたこともないのに、相談者の何がわかるっていうんだ??

もし、これを読んでる心理カウンセラーの方がいたら。

あなたはロールプレイ以外で、自らカウンセリングを受けたことがありますか?

カウンセリングを受ける側の気持ちになったことがありますか?

定期的にカウンセリングやスーパーバイズを受けていますか?

もしないなら、早急に、自分事としてカウンセリングを受けることをおすすめいたします。

(辛口だけど本当のことだよマジでマジで)

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