胡椒と獅子。
胡椒と胡椒ミルは切っても離せない関係。
サン=テグジュペリと星の王子様みたいに、
シドヴィシャスとヘロインみたく、
ジャニスジョプリンとベンツみたく、
自動車とエンジンみたく…これはちょっとこの先わからないけれども。
とにかく胡椒を使う時は大抵胡椒ミルを使うのが大半です。
自分のお気に入りのペッパーミルがこちら。
フランスのプジョー製です。
確か"パリ"とかいう形だったと思います。
調べたらパリでした。
服部学園で学んでいた時、佐藤先生が「プロならプジョーを使え」と教えていただいてからはずっとプジョーです。
元々はネジ屋だったとか金属加工業だったとか逸話がありますが、そのへんはWikipediaで調べてください。
プジョーの胡椒ミルでジャムったことは一度もないのでこれから先も戦地に赴く際はプジョー製を装備すると思います。
カラーバリエーションはそんなに多くないのですが、なんせ木なので色々な海外の物好きがカスタマイズしてたりします。
いずれはスターリングシルバー製のプジョーミルが欲しい。
ミルの話がしたくて投稿した訳じゃあないんだ。
今夜はこいつの話をしようと思う。
このライオンのロゴがあしらわれた奇妙な形状のケース。
形だけ見ればALLESIのカタログに載ってても違和感はなさそう。
これを見つけたのはアメリカのキッチン用品店Williams Sonomaだった。
結構ニッチな製品で俺の心を鷲掴みしたこの物体
胡椒を保管する入れ物なんですね。
保管するだけなら別にこれじゃなくても良くない…?ってなると思いますが、ところがどっこいそうじゃなく、
3パーツに分かれる。
胡椒を入れる胴体、ゴム製の黒い輪、そして突起した透明な蓋…?
黒い輪はこうなります。
漏斗になるんですね。ちょうどプジョーミルの補給口にぴったり収まるように作られてます。
先端部分は
粒胡椒を掬うスプーンなんですね。
これがまた使いづらい、というか一発がとても少ないので胴体ごと一気に流し込むことになるのですが、そこはご愛嬌。
『「プジョーの胡椒ミル」に「プジョーの胡椒入れ」で胡椒を補給する』という行動に達成感が得られる商品です。
日本でも手に入るのか調べてみたんですが、いまいちこの商品の名称が分からないので調べようがない…。
合羽橋の飯田屋さんに行けばあると思う。
自分の周りには「日常生活において特に無くても支障はないが、あると楽しい」道具がちらほらあったりするので、今後ともちょこちょこネタが切れたら書いていきたいと思う。