カリカリベーコンはカリカリしてても美味しい
我が夫あるある。
土日あちらは休みで、私は仕事で、
20時過ぎに帰宅して…お米すら炊いていないのは
もはや、当たり前。
しかも、昨日はゲームをしていて、「ご飯どうする?」って聞いたときに「あー…」のみだったので、私も1割くらいムカついた。
因みに1割くらいはシシトウ食べてたら、めっちゃ辛いのに当たって「なんなのよっ!もうっ!」ていうくらいの苛立ち。可愛い。
少しだけ会話を待ってみたんだけど、やはりゲームは続く。お腹すく。
ムカつき度が2割程度になって、私はお米を炊いたり、鍋を作り出した。
そしてnoteに呟いた。
こういうのは本気で苛立った時に書くと、その苛立ちが画面の向こうまで伝わりやすいから。
書くなら、はやめだ。
コメントとか、スキに慰められる。
何かしら反応というか、何かしらあって欲しいのだが、私が帰ってからゲーム画面しか見てない。
我が夫あるある。
夫に気持ちのままに吐き出してもきっと、良くない方向になる。
だから、こうして、反応を外注しているのだ。外側にひろーく吐き出すのだ。
夫の態度。
こういうもんさと、普段は思う。
たまに、流しきれない日もある。
今回流しきれなかったのは、外が思ってたより寒かったからである。私の気分なんてそんなもの。
まぁ、わかるよ。戦闘中なら話できないよね。でも、あなた探索中じゃないですかぁ〜。ゲームは私も好きだからね、うるさく言わないよ。
それに、いうとせっかく可愛い2割程度が、どんどん上がっていっちゃうもん。
でも、心の中と文字の世界では言わせてー。
『会話のキャッチボールは大切にねッ!!』
鍋だけでは何かなぁと思って冷蔵庫。
賞味期限切れたベーコン。
賞味期限切れは気にしない。
そんな繊細な神経持ってない。
切れる前に使えって話なのだが……
そのへん管理下手なのだ。
「カリカリベーコン…」
そう呟いて
カリカリベーコンにするべく油を引いたフライパンをあたためた。
ぐつぐついう鍋の横で、ジューッパチパチと音をたてるベーコンをみていたら、あっという間に2割程度の苛立ちは消える。ベーコンがキューって縮むの面白い…表面の油がプツプツ泡を作るのも面白い。
それにいい匂い。
「カリカリベーコン…」
また一人で呟く。
そうだ。レタスもちぎろう。卵も焼こう! カリカリベーコンサラダ!!テンションが上がった。
夫は私がサラダをテーブルにおいた時、コントローラーを握ったまま「お!なんか彩り綺麗…」とか言った。
私はカリカリベーコンで機嫌はすっかり直っているのだが、何か悔しいので「カリカリベーコンだよ。しょっぱいもの欲しかったから。」と真顔で答える。夫は、とりあえず頷きながら、また、ゲーム画面へと目を戻した。
お鍋をよそっているうちに夫はゲームをセーブした。そして、トイレに立ち、そのついでにキッチンにやってきた。
何やら私の様子をうかがっているので、
「ご飯…お腹すいたっていって、なのにずっと、ゲームしてた。から、作った。鍋。寒い。」
ふんすっ ( +,,ÒㅅÓ,,)
顔文字みたいな態度で夫に話した。
あまり本気で怒った態度をとらないかもしれない。
いや、そもそも、ちょっと寒くて、それが寂しかっただけで、昨日の夫の行動なんてものは当たり前すぎる日常なのだ。
怒っていたわけではなく、なんとなく、寂しかっただけ。
夫はニコニコとニヤニヤの間の顔で
「ごめんね〜」と言ってハグしてきた。
君のその表情よく見るけど、どういう気持ちなん?いや、なんとなくは解るよ。
そして、ご飯を食べているときに、夫が急に「このあとゲーセン行く?」とか言い出した。
どうやら、昼間ゲーセンに言って強いアームだったからということらしい。
ま、いいか。行くか。
そしてゲーセンに行って、とってもらった色鉛筆をnoteに呟いた。
許すも何も、ないのだが。
許す私は可愛いぞっ!! ( +,,ÒㅅÓ,,)ふんすっ
という自分的な気持ちの切り替えシーン。笑
カリカリベーコンはカリカリしてても美味しいけど、私がカリカリしてると美味しくない。
夫も美味しくなければ、私も美味しくないなんて、それは不味いじゃないか。
寒い夜、帰って一言「寒かった…」といった私に「寒かったの?お疲れ様」って言えば、それで済むと言う話なのだが、我が夫にそれは…出来る日と出来ない日がある。
そもそも、朝の「おはよう」だとか夜の「おやすみなさい」を省略しがちな我が夫婦である。
そんなもの、仕方ない気がする。
けど、たまにはこうして思ったりしているのだと書いておこうと思う。
私は頑張らない。
丁寧な暮らしもしない。
したいけど、やってたら身がもたない。
明日もギリギリ生きていければ
トントンである。
さぁ、良い天気だ。
仕事に行こう( ;∀;)