青い殻の優しい深い青
その物語の終わりに、大遅刻した私である。
あんなに、終わったら絶対記事にしようと思っていたのに!!
可愛いアイコン。
そのアイコンに癒やされる。
彼女の物語は優しい紺碧であると私は思っている。
優しい物語をつくる水蝸牛さん。
つくられているお話が好き。
今回無事最終回を迎えた物語をまだ読んでいないよという人はぜひ。とても読みやすいし、イラストが可愛らしい。
私は第3章➂を読んだ時に
『あ、これは、きっと水蝸牛さんは遠い遠い今じゃない時に経験しているぞ』
と思った。
そんなわけないのかもしれないが、何故かそう思った。
きっと、ゆらゆらと神様たちの間にあって、そうして目覚めてここに居るのだと、何故かそう思った。
沖縄は一度旅行に行った。
美しかった。
どうシャッターを切っても美しかった。
私はBEGINの『島人ぬ宝』を聴くと、何故か涙が出てしまうのだが、沖縄にはそういう空気があるようだ。
戦争の事もよくとりあげられるし、悲惨だったのだと感じるけれど
私は自然が好きなので、どちらかといえば、あの空と海と森と生き物の事で心が震えるのである。
そんな私だから、このたびの物語はとても興味深く、楽しく、心揺れたのだと思う。
土地と似ているマジムン達。
その土地に根付く物語は、その土地の空気である。
その土地の気の流れが形になっているのである。
それが流れであり、人が敬う神様だったりするのだ。
自然というものを近くに感じ取り、大切にする心を持つ人間がいるから、マジムン達のようなモノがいるのである。
私はそれを見るのが好き。
自然はゆっくり再生する。
人はもっと感じ取る事を思い出すといい。
今の世界は忙しない。
忙し過ぎる。
何時だって、そこかしこに、みえないモノたちがいて、人間とは異なる流れの中で、あーじゃないこーじゃないと楽しく、時に激しく、しかし優しく在ってくれる事は素晴らしい事。
そんなモノたちの事を、そっと、思い出す為の物語。
水蝸牛さんの物語を読んで私はそんな事を思っている。
大遅刻したし、私の拙い言葉では解りにくいと思いましたが、書きたかったので書きました🤗
水蝸牛さんお疲れ様でした✨素敵な物語を読ませてくれて有難うございます。
これからも、素敵な物語が生まれたり、素敵な物語に出会ったりする日々でありますように。