友達は友達だよって事。
ヘッダーにお借りした可愛い猫ちゃん達(本当に可愛い)ほどではないが、私と異性の友達の距離感は外から見ると近いらしい。
今日の記事はそんなお話。
結婚してからはそれなりに気をつけているというか、こんなご時世もあって、同性異性共に物理的な距離が遠のいているんだけどね。
私が子鹿(バンビ)と呼ぶ、年下の男友達は特に距離が近かった。
サラサラの髪の毛、白い肌、細くて小柄な子鹿。乙女心も持つ繊細な生き物。アニメだの漫画だの…とにかくそういうものの話で盛り上がる…私からすれば弟(妹かも?)のような存在。
知り合って数年は同じ職場に居たから休憩時間が被ればお喋りをしたし、子鹿が行きたいからって一緒に神社に行ったり、私が行きたいからって水族館に行ったりしていた。
洋服も買いによく行った。子鹿がオシャレさんだから。ある時は、私が地味なブーツを試し履きしていたら「たまには明るい色履きなよ」と私が選ばなそうな、しかしセンスの良いブーツをもってきたりした。流石だぜ。
本人も沢山の服を買うがいつも選ぶ系統が似通っている。
だから
「ねぇこれどう思う?」
と聞かれたときは
「どうせ、似たような色の服、タグ切らないでタンスにはいってるでしょ?こっちの黄色にしな。」
なんて言ったりして、小鹿に
「なんで俺のタンスの中知ってるの〜!」
と言われたりした。
そりゃ、あんた。タグをなかなか切らないの話聞いてて知ってるし、想像つくわ。
子鹿が姉と妹に挟まれてるからか、やたら女心のわかるというか、気のきく子だ。
私が何かの話ついでに
「ハード系のパンが好き」
と言っていたのを覚えていて、TVで見たからと池袋にあるハード系のパン屋さんに誘ってくれたり、
エスカレーターだって絶対先に乗せてくれるし(私は最初それの意味がわからなかったが。笑)、
電車で眠たそうな時に
「バンビ寝たら?」
というと
「え?でも俺が寝ちゃうと暇になっちゃうでしょ?」
ほんと、細やかな気遣いをする子だった。
水族館だって、私が行きたい行きたいと独り言でブツブツ仕事中に言っているのを聞いて
「…そんなに行きたいなら、俺が一緒に行ってあげよっか?」
なんて可愛いことを言う。
とんでもなく気が利くなぁと思うのよね。
態度は紳士なんだけど、見た目の愛らしさと彼から醸される乙女感が絶妙な柔らかさを生み出していた。
本当にさらりとやってのけるので、嫌味でもないしね。
これが、全女子に対してこうなのだから恐れ入る。もう、これは彼の才能だろう。
あまりに女心に寄り添えるため「恋人」より「女友達」になってしまい恋人の居ない彼を私は「こーんなに優良物件なのにねぇ」としみじみ思う。
そうそう、適度に甘えたことも言ってくる。
苦手な食べ物とかあると
「ねぇ、これ、食べて」
とか言って私のお皿に入れてきたり。
子供かっ!と心でツッコミいれつつ
「しょうがないなぁ…」
と許してしまう可愛さが小鹿にはある。
そんなこんなで、当人達は
「俺達、親戚とか姉弟みたいだね!」
「ほんと、ほんと。同じ家にいたら、私はバンビをもっとうんと甘やかしてるねぇ」
などと微笑ましく仲良しだった。
しかし、周りから見ると少し違ったらしい。
歩いてると手がぶつかる距離だったり、電車も隣に座ると普通に膝同士触れてるし………
今思えば確かに物理的な距離も近い私達だった。
だからか
「二人は付き合ってるの?」
と様々な人に聞かれたものだ。
「お似合いだから付き合えばいいのに」
とも言われた。
私も小鹿もそんなつもりサラサラ無いから
「えwwないないwww」
「こんなwwきょうだいみたいなのに?ww」
みたいな反応だった。
洋服屋のお姉さんなんて
「優しい彼氏さんで羨ましい」
とか言ってくる。
「あははは〜友達です〜w」
「ね〜っw」
みたいなやりとりをした思い出。
たしかその時は、クリスマス近いからって小鹿がランチを奢ってくれて、私が小鹿誕生日近いからってあの子の服を私のブーツついでに買ってあげたんだよね。
あー、文書にして『男女』と思うとカップル的なのかな?
そして思う。
私は友達の性別気にしてないんだな。
何を当たり前なと思うかもしれないが、私は『友達』の肉体性別をあまり気にしてないないらしい。
一応、気にはなるんだけど………その人の中身が分かれば男か女かはどーでもいい。
要するに精神的性別もどっちでもいい。
一緒に楽しくいてくれたら嬉しいだけ。
あ、別に精神的に人間じゃなくてもいい。
気に入れば気に入るほど『恋愛』にならないと以前記事で書いた気がするが、それは性別をこえてるからなんだな。(どうやら種族も越えている)
私は肉体に合わせて『恋愛』をしてきた。それが当たり前な気がしてたけど、私の場合は違ったんだなと思った。
精神に合わせようとおもうと、どう選んでいいかわからなくなるから無意識に「簡単に恋愛する為」に選択していたのだと最近気がついた。
私、精神の性別がない(それか人より薄い)のだと思う。どっちでもいいの。そこも感覚。小さな子供みたいな感じなのかも。
なんか上手い言い方が見つからないがそんな感じ。
いいんだ。他の人の意識はどれでもさ。
私はその時に馴染む私でいたいって話。
だから、子鹿といる時は「女の子同士」とか「男の子同士」みたいな同性の友達気分だったし、きょうだいも近い気分だったんだよね。だから、あんなに(外から見ると)ベタベタしてたんだね。
凄く気に入ってる女の子の後輩がいるけど、割と本気で「男だったら付き合いたかった」と思ってたなぁ。(こっちは意識しすぎて実は触れない)
という。
何だこの記事。
着地点はどこだ。
どうしよう。
文字数が伸びてくよ。
え?無駄な独り言を省けって?
でも…でも、これも書いときたい…気もしなくない(; ˙ ꒳ ˙ ;)
あ、彼氏彼女のいる人とか、既婚者とかは距離ちゃんととるよ。
私的に、相手の相手は相手より大切(相手を傷つけない人なら)なので。
あー、それについてもいつか書きたいかな。
えーとkoedananafusiは
koedananafusiです。
みんなの中の私がどんな私でもいいの。
だってそれは、みんなだから。
イロトリドリ。
それが楽しいのです!
私の精神性別がどちらでも(自分でもいちいち考えてないですし)、みんなの中のkoedananafusiとおつきあいいただければ嬉しいです!!
私の中の1人の私がこうってだけです。
私は私と私達なの。これもいつか、いや、近々書こうと思いますが、多分書いてることは「それ、あたりまえやーんっ」とか「またわけわからんこと言うてるー」とかだと思います。
しかし、それこそkoedananafusiという生き物。
どうぞ、これからも、こんなkoedananafusiをよろしくお願い致しますっ!!
はぁ、着地したー(´д`;)
サポート設定出来てるのかしら?出来ていたとして、サポートしてもらえたら、明日も生きていけると思います。その明日に何かをつくりたいなぁ。