
3匹のこぶた、レンガの家はイギリス式か長手式かフランス式か
3匹こぶた〜兄弟こぶた〜お歌を歌って元気を出そう〜♪
私の頭の中はゴチャっとしているから、様々な事が転がりだしてくる。
今日は「3匹のこぶた」からレンガの積み方が気になり出す。(なんで?)
知らない人はいないのでは?というほど、世に普及した童話だが、その歴史は古く18世紀頃に詳細な物語になったようだ。
それ以前から似た話はあったようだ。
物語を簡単に説明すると、悪い狼から身を守るためにこぶた達がそれぞれ家を建てて兄弟で頑張って生き延びようとする。
長男はワラの家。簡単。狼に壊される。怠け者
次男は木の家。普通。狼に燃やされる。もう少し努力しましょう。
三男はレンガの家。大変。きちんと煙突も用意し、煙突から侵入を試みた狼を鍋で煮て食うという制裁を下す。
というストーリー。
昔話は教訓じみている。
しかし、今回はそこじゃない。
三男。三男の建てたレンガの家のレンガの積み方である。
イギリス式か、長手式か、フランス式か。
どれ??
私が見ていたディズニーアニメやその他絵本の方は、どうやら長手式。
古い書籍のものはイギリス式の積み方をしているものもみられた。フランス式は見られなかった。
三男は大量のレンガを作ったのか買ったのかも気になる。
当時の人々の暮らしの中のレンガとは各々家で作るものだったのか、レンガ職人がいて作ったのを買い付けるものだったのか。
ササッと調べた感じ、積み方は使うレンガ数も少なくすみ、強度もあるイギリス式が有力だとなった。
そもそも「3匹のこぶた」はイングランドが発祥とされているようなので、イギリス式のほうが違和感もないだろう。
レンガの歴史や職人について調べようとしたら「3人のレンガ職人」というイソップ寓話を知った。なんだ、その「3匹こぶた」と同じような感じは。
因みに、3匹こぶたはそれより古いのでこぶたは職人の先輩に当たる。
‥…レンガの歴史長い。
そして、イギリスなどでレンガ造りの家が多いのは大火事があった為、耐火性の強いレンガが好まれたからとあった。
なるほど。火はこわい。そしてそれを掻き立てる風もこわかっただろう。だから3匹のこぶたの狼は家を吹き飛ばすって方法と、火をつけるって方法なのかな。なんて想像する。
自然の脅威に打ち勝つには、知恵と努力が必須だよってこと。あと、喜びを分かち合える仲間(家族)も。
まぁ羊飼いも多いイギリスのことだ。
狼は元々敵対してきた動物だろう。
だからこそ悪役に最適。
様々なことを斜め見しながら、家の製作期間も気になってきた。
レンガは焼き固めるにしても乾かしの期間がいるし、セメントだって乾かしの期間がいるから
三男は相当に時間があったのだろう。
もし買ってたら金持ちなのではないか。
レンガ安くないと思う。
いや、当時の市場では激安だったのか?
それともこぶたの実家が太かったのか?
お貴族様は自分で家なんて建てられないだろうし
それはないか。
三男は労力が後に大きな成功を生む事を知っている賢いこぶた。
次男は弱点をつかれなければいい線行ってたと私は思う。釘も打って頑張ってたし。
長男は緊急時には役立つと思う。緊急のテント張りとか早そう…いやビスうち忘れて飛ばされるか…。
3匹のこぶた、考えると様々な歴史的背景が伺えるし、色々な面で必要な教訓がしっかり入ってる。
昔々から、ずっと大切なことは伝えられようとしているけれど伝えきれていないというか、受け止めきれていないというか、変な方で受け止められて歪んでしまったものとか、沢山あるんだろうなって感じた。
どうしよう。
まとめ方がよくわかんないや。
いいなと思ったら応援しよう!
