「しょうがないなぁ…」
あなたは
「しょうがないなぁ…」
を言う人だろうか?言われる人だろうか?
私は、この
「しょうがないなぁ…」
という台詞は偉大な縁の下の力持ちなんだと思う時がある。
まず、この台詞が使われる場面だが、しょうがないことをする人がいるのだ
しかも、その人はちょっと突っ走ったりしてるのだ。そして、躓いたりする。
Going My Wayしちゃってるのだ。
大抵その人はその時の主人公だろう。(私の脳内の「しょうがないなぁ」は大抵それという話)
それに対峙した時に使う台詞。
その主人公を支える台詞。
「しょうがないなぁ…」
その短い一言の前後にどれだけの(気持ち)があるのだろう。
言ったことがある人はポンっと出てくるのではないだろうか。()の中身が。
色々、言いたいことや、思うことはあるけれど、結局はその、「Going My Way」に付き合うのだ。
それはある意味、その人をどこかで許している証だし、その人をどこかで好きだからだと思う。
その人の進む道を想ってるんだと思う。
あなたが夢や、希望、世界平和、己の渇望するもの、その他沢山のことに向かって走れるのは
「しょうがないなぁ…」
と言いつつ、側にいて見守ってくれたり、背中を押してくれたり、一緒に戦ってくれる人がいるからかもしれない。
さて、そんな台詞。
「しょうがないなぁ…」だが、これに
「もう…しょうがないなぁ」
「しょうがないなぁ…もう」
と「もう」をつけるだけで、なんだか可愛く感じるのは私だけだろうか。
これは、私の脳内の話だが、この「もう」のある「しょうがないなぁ」はメガネをかけて黒髪の清楚でしっかりした委員長を想像させる。
そして
「しょうがないなぁ…もう」
と言われたい。
言わせたい。
優しく窘められたい。
そんな衝動に駆られませんか?(急にどうした)
……何か記事が違う方向を目指しだした気がする。
途中までいい感じだったのに。
様々なバリエーションの「しょうがないなぁ…」の妄想が遊び始めている。
しかし、その「しょうがないなぁ…」が妄想でも私に向けられる事はなく……。
…そうね。
私は「まったく…しょうがないなぁ……」
とか言う方だよ。
うん。
様々な「しょうがないなぁ…」はあるんだろうけど。
世の中の『その時の主人公』が「しょうがないなぁ…」に支えられ、その突っ走った先の光を手にいれますように。
突っ走ったりしていなくても、しょうがないなぁって見守ってくれたり、支えてくれる誰かが、あなたの側にいますように。
ま、しょうがないなぁって言う側は
案外、心配させて欲しかったりするものです。
「大丈夫」とか「平気」と隠されると寂しいものですよ?
うむ。
あ、でも、「しょうがないなぁ…」はいい塩梅だからいいのですよ?
用法用量は、言う側も言われる側も気をつけてくださいね。
なんて言ってみる。