私はただビックリした
その企画のことは知っていた。
だって、フォロワーさん達がお題に沿った素敵な物語を書いていたのだ。
へぇ。流石noteだなぁ!クリエイティブだなぁ!なんて、のほほんと読者側を決め込んでいたところ
男前で色っぽいコクのある大好きな「ぽかさん」から
「koedaちゃんも、ストック箱から鏡のお話だしてきて!(笑)」
と言われた。
実は私『企画に参加』とかドキドキしてしまい(決まりごとは守れているかとか、こんなの出していいのか?とか)腰が重たい。
でも、ぽかさんに言われて、何故かすんなり『やってみるか~』となった。
ストックにはお題の『かがみ』の話はなかったし、普段の私は1200字に収まることが少ないので
1から書くことに。
そうして生まれたのがこの記事。
最初の1文目が頭に浮かんで、なんとか1200字に収めて投稿した。
他の人の作品に心揺れながら、『かがみ』という物を想う。
ときに温かく、ときに冷たく、様々な形を持ちながら、それはこの世界に馴染んでいるようだ。
書いて満足。
どの作品も素敵だから、審査員さん達は大変だなぁ。企画運営するって本当に凄い。なにかをつくりあげて、それを動かすって本当に凄い。
そう思って日々は過ぎ、今朝。
二度寝から覚めてボケボケした頭でユメモを書いてから、無意識に撮ったスクショを二度見する。
はははっ、まっさかー!!
などと思いつつ記事を開いて読んでいく。
あ、私の推のめーさんが受賞してる!!なんたってめーさんだもん!!そりゃ、めーさんの文書の魅力にはみんなイチコロよっ!!と勝手にドヤる私。
私が素敵と思った作品も入ってるし、読めていないものも入ってる。
138作品かぁ……なんて様々なかがみの世界。
その中から……
まさか私の作品を選んでくださるとは…
ビックリしすぎてポカンとしながら、
講評を読んだ。
読んだ。
また読んで、それからまた読み返した。
「な、なんだこの凄い講評!!!」
それはあまりに美しく、そして私の想いとも、物語の中の少女の心とも、目があっていた。真っ直ぐ、ただ、真っ直ぐ見つめられた。
『言葉が目を合わせてきた』
そういう感覚だった。すごい。
透き通っているのに確かにあるのだ。
的確に、尚且つその人の言葉で、自分の物語が語られている……それはとても、とても、尊いと感じた。
geekさん有難うございます。
物語の彼女は『透明になる』事を『無いもの(死)である』とは思っていなかったから……講評はそれを丁寧に汲み取っていただいていて、本当に嬉しかったです。
最後に。
こんな素敵な企画をしてくれたピリカさん、それに関わる運営側の皆さん、そして、素敵な言葉達を生み出すクリエイターの皆さん、有難うございました。
まだ読めていないものも沢山あるから、ゆっくり読みたいと想います。
あぁ、広い電子の海で
こうして同じ海域を泳ぐ仲間を眺めていられること、こうしてただの私を見てくれた誰かがいる事、なんて幸せなのでしょう。
あ、それからネームが「かわいい」とコメントで言ってもらえて喜びました。koedananafusiという名前は愛着があるのです。
この先、この電子の海にはどんな事が起こるのかしら?
私とてもとてもワクワクする。
画面の前のあなたも、そうやって、心揺れる世界と出会っていきますように。そして、その素敵な心がキラキラ輝きますように。
有難うございました~!