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天然とは彼女の事
上の記事をまず読むことをオススメする。コメント欄で「開催したらどうですか?」と提案しといて何だが、本当にやるんだ?!流石〜!!ってなって笑った。参加するつもりなかったんだけれど、1つ書けそうだから書こうと思う。
私がケーキ屋時代の先輩(と言っても同い年で友達のような関係)の『これぞ天然』な話。
ゆき(仮名)さんは、とても、とても良い子だ。
仕事ぶりも丁寧だし、上司への気遣いだって100点満点。
それでいて話すと面白い。
恋人がいない時は、二人して架空の彼氏がいる設定で話をしたり(とんだ妄想族)、理想のプロポーズをしあって「もうっ!(私とゆきさんが)結婚しよ!」なーんて言っては笑っていた。
そんな、ゆきさん…。とんでもなく『天然』
上司は楽しそうに揶揄っていた。
私は入ってしばらくは、その天然ぶりに気づかなかった。のほほんとした人だとはおもったが。
しかし、その天然ぶりを見る日は急にやってきたのだった!
休憩に行ったはずのゆきさんが戻ってきた。
「あれ?どうしたの?」
と上司。
「お財布忘れたの?」
と私。(財布置き忘れ常習犯なのだ。)
「携帯がね、ないの…。」
とゆきさん。
上司も私も一緒に、棚の上から下までみるが無い。
そして、上司がポツリ。
「直前にさぁ………冷蔵庫開けてたよね?」
私は銀色の業務用冷蔵庫をみる。まさかね…。
上司も流石にないか〜みたいな顔をする。
「まさかぁ!流石にないですよ〜!」
と、ゆきさん。
自信満々に、にこやかな顔で冷蔵庫を開く。
そこには見事に冷えた携帯(当時折りたたみ)がチョコレートの飾りが入ったケースの横にちょこんとあったのだった!!
これが本物の天然か…。
と私は大笑いする上司の横で思った。
私はこれ以上の天然な人に会った事はない。
ゆきさん。あんたがベスト・オブ「天然」だよ!!
(これ、2000字で収まってる?スマホだと文字数でないからな。まぁ対象がいでもいいのよ。)
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