雨のした心地良く帰宅して、気がつくアジフライの可哀相さ
長年の自転車通勤。
夏場は突発的な雨が多いから、私は何時も合羽上下を持っていく。
今日は
さぁ、そろそろ閉店だぞという頃に雷が鳴った。
あぁ〜滝雨になる。
私はレジから外を見た。
雷がなる時は、豪雨。
結局帰りまで滝のような雨だった。
どの職場でもそうだが、雨を鬱陶しいと感じる人達の前で私は猫を被る。
「チャリ通大変だね!雨ってほんと嫌だよね!」
そんな言葉に
「すごい雨〜めんどくさいです〜」
という猫を被る。
一般人に溶け込め私!!(どうせ、すぐにバレるのにね。笑)
しかし内心は、合羽を着る時点でルンルンである。
雨が弱まって面白くなくなる前にはやく外に出なくっちゃ!!
そして、前のボタンをチグハグにとめたりする。
カバンをビニール袋にしまい忘れそうになる。
焦りすぎ。
今日は無事強めの雨に打たれた。
靴はびしょびしょ。朝から降ってないと流石に長靴は装備していない。
でもいいの。乾かせばいいだけだから。
水が染み込んでくるのが面白い。
流石の防水スプレーも負ける雨量。
(あ、防水スプレーすると靴のもちが違うので、面倒くさがらずしてくださいね!!)
車のヘッドライトが雨を浮き上がらせる。
真っ白なまくに包まれたような心地よい世界。
ゴボゴボと音を鳴らす真っ暗な用水路も大好きだ。
街灯の明かりも柔らかく微笑んでいるよう。
なんて素敵な開放感。
合羽にあたる音で雨粒の大きさを感じ取る。
高い高い空から落ちてくる間に生まれ故郷の雲は先に進んでしまっているんだよなぁなんて考える。
お天気雨が降るのはタイムラグがあるからだ。
そうやって様々な方向から雨と戯れ自転車をこいで帰宅した。
雨はいい。
丁度よかった。
日曜日に崩したバランスを何処かで引きずっていたので、雨の下で整った。
私にはそういうところがある。
玄関で雑に合羽を脱ぐ。
靴下も脱ぐ。
そして、袋に入れていたお弁当用のバックを見ると…濡れている…あ、口空いてたわ。あーあ。
そして気がつく。
お弁当バックにぶら下げているアジフライが可哀想な事になっているのを!!
アジフライちゃん!!
ガチャガチャでみつけて、可愛すぎて発狂しながら回したのは去年のこと。
とてもお気に入り。
ちなみに、カニフライとエビフライとカキフライがある。あと何故かアメリカンドックもある。カニだけ持ってない。
アジフライは2つ持っている。
なぜなら、1番人気のエビフライを引き当てるため回し続けたから。エビフライは勿体なさ過ぎて未だにカプセルの中だったり。
あ!あのね!これ凄いの!衣がね剥がれるよ!
濡れてしまったアジフライは丁寧に乾かす。
いやぁ、雨に濡れて心が整ったけどアジフライが犠牲になるとはね。
何この記事の散らかり方。
前半の雨のところは穏やかな音楽だったのに、急にアジフライで賑やかな音楽に変わるみたいな。
私自体が凄く様々で、すごい切り替わりしてるなって思うときある。
いや、他の人もそうなんだろうけど…
なんだろ。
なんか違う気もしてる。
まぁいいか。
とりあえず、雨に打たれる事は私にとって癒やしだし
アジフライが濡れちゃったことは可哀相に思う。
そういうことだ。
⸜( ˙꒳˙ )⸝.*☆
サポート設定出来てるのかしら?出来ていたとして、サポートしてもらえたら、明日も生きていけると思います。その明日に何かをつくりたいなぁ。