渡航前に現地の生活情報を得る方法
夫の海外赴任が決まったら、なるべく現地の生活情報を得たいと思うのは自然なことです。
だって、知らぬ土地に行くのに、知識ゼロで行きたくないですよね。
では、どうやって手に入れるのか?
★夫の会社経由で聞く
★インターネット上で情報を集める
の大きく2パターンがあります。
夫の会社経由で聞くのはハードルが高い
夫の海外赴任が決まったら、会社からは少なくとも「海外赴任に関する資料」が届くでしょう。
別途、「配偶者に対する説明会」を開催してくれる会社は丁寧ですが、少数派だと思います。
多くの場合は、「上司/前任者(の配偶者)に聞いてね」という流れになると思います。
とはいえ、会ったこともない人に「現地生活を教えてください!」と自分から言える人はいるでしょうか…
しかも、上司の奥様だったら、夫の赴任後の仕事のやりやすさや、現地に行った後に交流することなども考慮すると、なおさら顔を知らない状態では聞きづらい。
私の場合、夫の前任者の方(先輩)の奥様を元々知っていたということもあり、質問しやすい環境だったのですが、そうでなければかなり難しいですよね。
となると、自ら情報を集めるほうが心理的ハードルは下がりますね。
インターネット上での現地情報の探し方
インターネット上で海外生活情報を探すなら、手っ取り早いのは「○○(地域名) 生活 ブログ」で探すことです。
今は個人ブログで海外生活を発信している人が多いので、まずはこれで情報を得られると思います。
今だと、インスタやツイッターなどのSNSで海外生活情報を発信している人も多いので、ハッシュタグ検索などで探してみるのもよいですね。
しかし、マイナー国・地域の場合は、元々ブログをやっている人が少なかったり、情報が数年前から更新されていない場合が多いです。
私の住んでいた地域も、ブログはあるのですが、情報がどれも数年前で古いものばかり。
唯一、半年くらい前の情報を更新されている方数名に、現地の幼稚園情報などを質問させてもらいました。
実は、ブログなどで発信活動をしている側からすると、問い合わせをいただくのは嬉しかったりします。
私も地域ブログをしていますが、「これから○○に行く予定で、検索してブログに辿り着きました。△△についてもう少し詳しく教えてください」という問い合わせをいただくのですが、個人的にはとても嬉しいです。
元々ブログを始めたきっかけが、その地域の生活情報がとても少なく、自分自身が情報集めに苦労したということのため、同じように悩んでいる人の助けになりたいと思っていたからです。
問い合わせ内容としては、生活しやすいエリア、買い物スポット、幼稚園に関する質問が多かったですね。
なお、情報を探す際、日本語で探してあまり情報がヒットしなければ、英語や現地語で探すクセを付けておいてください。
英語であれば検索ヒットするというのは、実はすごく多いです。
なぜなら、以下のような情報があるからです。
インターネット上で日本語が占める割合が一体どのくらいかご存知ですか?
実は、わずか3%なのです。一方、英語は25.3%を占め、もちろん堂々の1位です。つまり単純に言って、日本語の約8倍もの情報が英語でやりとりされているのです。ちなみに2番目に使われることが多いのは中国語で19.8%。日本語は7位に位置します。つまり、英語を読んだり聞いたりできるだけで、日本語の何倍もの情報量に接することができるのです。<出典:朝日新聞Globe+>
現地語で探す場合は、翻訳ツールなどを活用して情報を集めましょう。
使い勝手が良いのは、ドイツの会社が開発した無料AI翻訳ツールDeepLです。
英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語、オランダ語、ポーランド語、ロシア語、日本語、中国語に対応しています。
上記以外の言語の国に行く場合は、無料のGoogle翻訳などを使ってみてください。
少しでも安心して海外に渡航できるよう、海外渡航前に少しずつ情報を集めていきましょう。