なな@駐在妻向け英語コーチ

配偶者の海外赴任で突如海外に住むことになってしまった駐在妻。自ら望んだ生活ではないので、悩むことも多いでしょう。私が5か国の海外生活で感じたのは、どんな国に行くとしても基礎英語力と海外処世術が必要だということ。このnoteを通して、悩める駐在妻を助けるお手伝いをしていきます!

なな@駐在妻向け英語コーチ

配偶者の海外赴任で突如海外に住むことになってしまった駐在妻。自ら望んだ生活ではないので、悩むことも多いでしょう。私が5か国の海外生活で感じたのは、どんな国に行くとしても基礎英語力と海外処世術が必要だということ。このnoteを通して、悩める駐在妻を助けるお手伝いをしていきます!

最近の記事

  • 固定された記事

noteを始めた経緯

はじめまして、駐在妻向け英語コーチの”なな”と申します。 今日からnoteを始めました。 私が今までの海外5か国(北米、欧州、アジア)での生活経験を通して感じたのは、ベーシックな語学力があるかないかで海外生活の充実度が違うということ。 留学など自らの意思で海外に行くのと違い、配偶者の海外駐在により(多くの場合望んでいないのに)海外に住むことになってしまった駐在妻にとって、異国での生活は非常にストレスの多いものです。 しかも、「駐在妻はセレブ、キラキラしている」といった

    • 海外駐在で子どもの教育環境はどうする?

      海外駐在に同行する場合、子どもがいると、気になるのは教育環境ですよね。 わが家も3人の子どもが通う場所を決める必要がありました。 ★各家庭の教育方針 ★子どもの性格 を踏まえたうえで決める必要があるので、選択肢は無数です。 今回は、わが家の3人の子どもたちがどのように教育環境を整えたかを参考までお伝えします。 小3娘は日本人学校へ娘はそもそも「友達と別れるのが嫌」と、海外に行くことを肯定していませんでした。 しかし、夫が先に海外に行ったため、離れる期間が長くなる

      • 自分の”駐妻年表”作ってますか?

        駐妻生活って、気づいたらあっという間に過ぎていきます。 私も気づいたら3年経っていて(笑)、「あ、もう半年後に帰国!!職務経歴書書かなきゃ!」とバタバタしておりました。 どうしてバタバタする前に準備しておかなかったんだ?と、自分に「喝!」です… 人って、忘れる生き物ですよね。 今まさに駐妻の皆さんには、自分の反省も踏まえて、「私の駐妻年表」を作っておくことをお勧めします。 「私の駐妻年表」を作る目的目的は、大きく2つ。 ①自分がその土地に生きた証、そこから得たもの

        • 英語は外国人・日本人講師どっちに習うのがいい?

          英語を習おうと思ったら、まず最初にこれで悩むと思います。 「日本人講師と外国人講師、どっちがいいの?」 これは、目的によって大きく変わります。 大前提として、 ★英語にも訛りがある(TOEICでも英語アクセントを混ぜてリスニング問題を作成しています) ★今や世界中の英語話者の約8割がノンネイティブ という現状があります。 ですので、「発音をきれいにしたいから外国人、しかもネイティブ講師でないと絶対ダメ!」という認識はあまり持たなくていいです。 上記のポイントを

        • 固定された記事

          海外生活でも「自分の好きなこと(LIKE)とやりたいこと(WANT)」を忘れないで!

          駐在妻生活って、一般的には「贅沢、セレブ」というイメージが強いので、憧れる人も多いかもしれませんが、実は悩みも多いもの。 「夫の海外転勤で仕方なくついてきた」という人も少なくないです。 私も、仕事を辞めて本当についていくのか? なんだかんだで約8か月ほど悩みました。 駐在生活も終わりが近づいてくると、 ★日本を客観的に見られた ★多様性を理解できた ★語学力が付いた ★ちょっとやそっとのことでは動じなくなった ★子どもの視野も広がった などなど、「来てよか

          海外生活でも「自分の好きなこと(LIKE)とやりたいこと(WANT)」を忘れないで!

          海外生活での日本人同士の距離感、どうする?

          夫の海外赴任に同行すると決めたら、気になることの1つが「日本人同士の距離感」。 私自身、昔から女子のキャピキャピ(表現古い…)が苦手なので、「駐在妻=専業主婦=子どもの送り迎えでのトーク」に参加しなければならぬ環境に身を置くことになるのか…という妄想が重くのしかかりました。 わが家では子ども1人が日本人学校に通うことが決まっていたので、無条件で日本人ママの輪に入ることが渡航前からわかっていました。 初登校の前、学校で開催される転入者向け説明会に行き、そこで同じく転入生の

          海外生活での日本人同士の距離感、どうする?

          渡航前に現地の生活情報を得る方法

          夫の海外赴任が決まったら、なるべく現地の生活情報を得たいと思うのは自然なことです。 だって、知らぬ土地に行くのに、知識ゼロで行きたくないですよね。 では、どうやって手に入れるのか? ★夫の会社経由で聞く ★インターネット上で情報を集める の大きく2パターンがあります。 夫の会社経由で聞くのはハードルが高い夫の海外赴任が決まったら、会社からは少なくとも「海外赴任に関する資料」が届くでしょう。 別途、「配偶者に対する説明会」を開催してくれる会社は丁寧ですが、少数派だ

          渡航前に現地の生活情報を得る方法

          大人の英語学習STEP③英語脳を作る

          以前の記事でご紹介した「大人の英語学習STEP」について、もう少し詳しく解説していきます。 今回はSTEP3「英語脳を作る」です。 STEP1-2で日常会話に必要な基礎英語はほぼクリアSTEP1と2が完了したら、英検3級は突破できるレベルになっているので、日常会話はある程度できる状態になっています。 STEP1-2では、「日本語⇒英語」の変換を経ての発話がメインなので、STEP3に進むには「英語⇒英語」でとらえられるようになるステップが必要になります。 すなわち、「英

          大人の英語学習STEP③英語脳を作る

          大人の英語学習STEP②日本語⇒英語の訓練

          以前の記事でご紹介した「大人の英語学習STEP」について、もう少し詳しく解説していきます。 今回はSTEP2「日本語⇒英語の訓練」です。 英語脳にする前に「日本語⇒英語」の訓練は必須英語でコミュニケーションを取ろうとしたとき、日本語を介して話すことを考えていると、時間がかかりすぎます。 日本語と英語はそもそも話の展開スピードが全く違うので、特に遅くなります。 それはなぜか? 日本語は1文字ずつしっかり発音します。 しかし、英語はリンキングやリダクションなど、英語独

          大人の英語学習STEP②日本語⇒英語の訓練

          大人の英語学習STEP①中学英語と発音学習で基礎固め

          前回の記事でご紹介した「大人の英語学習STEP」について、もう少し詳しく解説していきます。 今回はSTEP1「中学英語と発音学習で基礎固め」です。 中学英語(英検3級レベル)は海外生活で必須外国人と会話してみると、実は中学英語の範囲で事足りるということがわかり、びっくりすることがあります。 もちろん、仕事などになるともっと高いレベルの会話が必要になりますが、日常会話だと、意外と中学英語レベルで行けます。 もちろん、句動詞(Phrasial Verb)やイディオム(Id

          大人の英語学習STEP①中学英語と発音学習で基礎固め

          「海外生活」を前提にした場合に最適な英語学習法は?

          前回の記事の最後に書いた 「正しい英語の勉強法を学ぶ場とモチベーションを維持する環境」 について、今回の記事で詳しく解説していきます。 大人の正しい英語の学習法「大人の正しい英語の学習法」について、私個人が考えていることは、大きく3つあります。 <STEP1> ★中学3年間の基礎英文法 ★英語の発音方法 を、同時並行で学ぶ。 <STEP2> ★瞬間英作文 ★英語日記 で、自分の言いたいこと(日本語)を英語に変換するクセをつける <STEP3> ★ネイ

          「海外生活」を前提にした場合に最適な英語学習法は?

          英語は独学で身に付けられる?

          この問いの答えは、決まっています。 「英語学習の目的・目標をしっかり立て、自分を律して勉強できるのであれば、独学でも身に付けられます」 今の時代、無料の英語学習ツールが溢れています。 ・YouTube ・スマホアプリ ・オンライン上の英語ドリル などを活用すれば、いくらでも英語は学べます。 そのため、 ★「なぜ、英語学習をするのか?英語を話せるようになった後の未来に何が待っているのか?将来どうなりたいのか?」(目的) ★「目的を達成するために、長期~短期目標

          英語は独学で身に付けられる?

          駐在妻は、英語と現地語、どこまで極めるべき?

          前回の記事で、非英語圏での駐在の場合は、 ★マナーとして最低限の現地語を学ぶこと ★「自分1人で買い物ができる」レベルの語学力を身に付けること の大切さをお伝えしました。 そして、その語学力は半年~1年程度で身に付けられると書きました。 では、そのレベルまで行った後はどうするか? 語学を極める必要はあるのか? もし、日本で働くことを想定していないのであれば、最低限の語学力を身に付けさえすれば、語学面に関しては現地でHappyで暮らせるところまで来ているので、極め

          駐在妻は、英語と現地語、どこまで極めるべき?

          非英語圏での駐在の場合、駐在妻は現地語と英語どちらを学ぶ必要があるか?

          英語圏に駐在する場合、有無を言わさず「英語」を学ぶと思います。 非英語圏の場合はどうでしょう? 判断基準の1つは、「現地での英語の通じ具合」です。 もし、その国の首都や、世界的な観光地がある比較的大きな都市に行く場合は、英語は比較的通じやすいかもしれません。 日本でも、東京・京都・大阪などは英語が通じやすい印象はありますよね。 しかし、首都ではない場合、英語が通じる度合いはガクっと下がると思っていたほうがいいです。 その場合は、「現地語を学ぶ」というスタンスになる

          非英語圏での駐在の場合、駐在妻は現地語と英語どちらを学ぶ必要があるか?

          駐在妻が知っておくべき「アイデンティ・クライシス」という言葉

          「アイデンティ・クライシス(Identity Crisis)」という言葉をご存知ですか? 駐在妻にはぜひ知っておいていただきたい言葉の1つです。 直訳すると「自己喪失」という意味なのですが、 「自分は何なのか」 「自分にはこの社会で生きていく価値があるのか」 というような疑問・不安にぶつかり、心理的な危機状況に陥ることです。 多くの場合、最初のアイデンティティ・クライシスは、渡航後3か月程度で起きます。 Lysgaard氏が1995年に提唱した「異文化適応のUカ

          駐在妻が知っておくべき「アイデンティ・クライシス」という言葉

          夫の海外赴任で妻の語学学習に補助金は出るのか?

          夫の海外赴任が決まり、最終的に「ついていく」と決めた場合、まずは引越しまでの手続きでてんやわんやになります。 私は出発直前まで働いていたため、いるもの・いらない物の仕分けもままならず、最終的にはトランクルームや実家へゴミになりそうなものも送った記憶が(笑) 引越し業者さんにも「これ、終わるかな…」と絶望されるくらい。 正直、行政手続き関係が優先なので、荷造りなんて後回しでしたよ。 語学学習なんてなおさら! 「英語話せるし、現地にいけばどうにかなるか」 その程度でし

          夫の海外赴任で妻の語学学習に補助金は出るのか?