ひさしぶりの南インド旅1-チェンナイからカーンチプラムヘ
しっかりとヨガを学び始めてちょうど10年になる。コロナ禍前には、ワナカムヨガスクールの"Vision of India"として4度、南インドを訪れたことがあったが、今回は少し違って、師の姪御さんの結婚式へ参列させていただくという非常に貴重なものだった。
徳島を出発したのは夜中の2:45。和歌山行きのフェリーに揺られ2時間と少し。そこから大きなスーツケースを引きずりながら南海電車を乗り継いで関空へ到着したのは7:00ごろ。コロナ明け初の海外旅行に少し浮かれながら、関空組ふたりと合流しタイ航空に乗り込む。バンコクを経由し、南インドチェンナイ空港に到着したのは日付が変わってからだった。
夜中の到着にもかかわらず師マスター・スダカー自ら空港で出迎えてくださって、ホテルに到着。わたしたちは快適な部屋で短い睡眠をとったけれど、さまざまな準備に追われ数日眠っていない師のほうがはつらつとしていた。そのまま、日本でオンラインで受けるはずだった"ハタヨガ基礎講座-マハーバーラタからの招待状"を同じ部屋で受講させていただく。このことは当日にFB,インスタにあげたので割愛するが現地で受けられて本当に幸せだった講座。哲学講座で泣き笑い、汗だくのフローでは長時間のフライトでむくんでいた身体がどんどん楽になっていった。
そのあと10数人がゆったり乗れるバスを準備してくださっていて、チェンナイで有名なビリヤニ屋さんへ。マスター・スダカーが店員さんと英語で話されているので、何故なのか聞いてみたところ、インドでも各地方から出稼ぎに来ているため、タミル語が通じない人も多いから、とのこと。なるほど。
ビリヤニを食べた後はチェンナイのショッピングモールでお買い物をしたり、街歩きを少し楽しむ。
しばらくゆっくりしたのち、バスに乗り込みいよいよ師の故郷、カーンチプラムヘ移動。
インドから書いた文章をここにも。
ヨガをするって
心から信頼する師がいて
その人のみている世界を自分もみられるようになりたいと
鍛錬していく過程でもある
師の横顔とその視線の先を見つめるのが好きだ
すべての瞬間瞬間でまるで父親のような家族のような愛情で
私たちを守りもてなしてくださるのです
師の生き様から学ぶ、
とはどんな道でも言われることかもしれないけど
マスター・スダカーからヨガを学べるのは幸運でしかない。
チェンナイからカーンチプラムへは、1.5時間〜2時間ほど。はじめてのインド結婚式への期待を胸に目を閉じる。