小林麻央さんのブログを読んで
今朝、ふと小林麻央さんのことを思い出し、久しぶりにブログを読んだ。
小林麻央さんがブログを始めた2016年、当時結婚したばかりの私は、
ニュースを見て小林麻央さんのブログを読むようになり、
毎朝通勤する電車の中で読むのが日課になっていた。
2人の子どものお母さんとして、歌舞伎俳優の妻として、
その前に1人の女性としてがんと闘う姿に日々勇気をもらっていたのを思い出す。
彼女が亡くなってから、私も子どもを持ち、母になった。
そして今、再びブログを読んだら涙が溢れてくると共に、
力強く生きたその生き様がかっこよく、
たくさんの力をもらえる言葉たちがあった。
特に好きなブログは、
「なりたい自分に、なる」という1回目の投稿。
https://ameblo.jp/maokobayashi0721/entry-12195698756.html
自分の人生のかじとりは自分でするんだ、という決意が込められていて、とても好きだ。
ブログを始めるに至るまで、どれだけの勇気と決断が必要だったのだろう。きっと私のような一般人にはわからない迷いや葛藤があったのではないだろうか。
麻央さんのブログの好きなところは、日常生活、そしてがんの闘病生活、その過程を飾ることなく、彼女自身の言葉で率直に語ってくれているところだ。
かっこつけず、ありのまま、正直に、そして根底に強い愛と信念があり、素敵だなぁと思う。
なぜ人は、美しい部分や強い部分だけでなく、弱い部分をさらけ出された方が共感するのだろう。
もしかしたら誰しもが持っている弱い部分を人前に正直にさらけ出すこと、
それ自体に勇気が必要なことを知っているからではないだろうか。
「その状態にある」ことと「その状態を受け入れ、認める」ことは全然段階が違う思う。
ブログをみると、「(がんだけでなく)ありのままの自分を受け入れ、認めよう」とする小林麻央さんの強さを感じた。
幼い子ども2人を残してこの世を去らなければならなかった母親の気持ちを
考えると、どれだけ苦しく、辛かっただろうかと思い、涙が出てくる。
だけどその中で精一杯生きて、輝いている姿がとても美しかった。
私もかっこつけなくてもいい、どんな形であっても、
日々、自分なりに一生懸命に生きてみたいと思わせてくれた。
いつ死ぬかは誰にもわからないけど、
まずは今日に感謝して、子どもたちをいっぱい愛して、
家族をいっぱい愛して生きていきたい。
改めて、小林麻央さん、ありがとう。
明日はいよいよ出産の日。帝王切開の手術だ。
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