見出し画像

日本語スキルアップ講座

会津喜多方国際交流協会主催の「日本語スキルアップ講座」に講師として呼んでいただきました。場所は、福島県喜多方市でした。美味しいラーメンが食べられるので嬉しかったです!!!

私の日本語教育歴


  今まで日本語教師として日本語を教えることがほとんどでしたが、今回いろいろな縁が繋がり講師として呼んでいただきました。いろいろなところで繋がりがあり本当に驚きました。
  私自身、紆余曲折はありましたが、今年の4月から自分の生まれた福島に戻ることができ、そんな中で今回のお話を頂きました。

  「日本語スキルアップ講座」は日本語を教えていらっしゃるボランティアの先生方向けの講座でした。要望で出ていたのは、私の授業を見たいということでした。喜多方市で働いているベトナムの技能実習生の方に集まってもらい、授業を行いました。実際の授業を見ていただき、授業の組み立て方、注意している点などを知っていただき、何か自分の活動に繋げられるところがあればと思いながら行いました。
  講座を実施する前に事前アンケートに答えていただき、疑問や知りたいことなどを出していただきました。それらに答えながら講座を進めました。講座の後には座談会で、参加していただいた方から色々なお話を聞きました。

座談会

  今回の講座を通して地域の日本語教室の大切さ、運営の大変さを感じることができました。特に喜多方市やその近くには日本語学校などがなく、プロの日本語教師が近くにはいないことを知りました。そのため誰に聞いたらいいのか、教科書は何がいいのか、これはどうしたらいいのか、不安や疑問はあるのに聞ける人がいなく手探り状態になっていることを知りました。

  自分自身がボランティアとして教えることはしませんが、地域の日本語教室や日本語教育のために協力できることはしていこうと思っています。

  プロの日本語教師、ボランティアの日本語教師ができることは同じではないと思っています。そこが対立するのではなく、お互いのできることをやり協力していくことが必要であると考えています。民間だけでは限界があるので、そこに行政や企業も入り、日本語教育の現場を確立させていくことが必要だと改めて考えさせられました。


これから講座スタート!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?