なぜ紙で本を売るのでしょうか。zine販売で実体験してみました。
こんにちは、こんばんは。
旅先で出会うワクワクがなにより大好き!ベニです!
みなさんは、普段「本」を読みますか?
私は本を読むことは好きですが、読み始めるのに時間がとにかくかかる「自称:積ん読マスター」として活動しています。
読書好きの人にコツを聞くと、「ちょっとしたスキマ時間、スマホを見る時間を本を読む時間に置き換えてみるといいよ」とのこと。なるほど。
今年こそは「他称:読了マイスター」と活動していこうと思いますので、以後お見知りおきを…。(笑)
さて、先日こんな記事が目に飛び込んできました。
なぜ紙で本を売るのでしょうか。
この言葉を聞いて、ドキリとしました。
実は、私も去年の11月よりzine(自主出版の小冊子)のつくり方を学ぶスクールに通い、2025年1月にはzine出版と販売イベントに参加してきたところでした。(いつか文学フリマにも出てみたい)
イベントの様子はこちらをご覧ください!
📚本屋「DIY BOOKS」でのZINEイベント
そして、そのイベントでも読者の方によく聞かれたのは
「なぜzineを作ろうと思ったんですか」
ということ。
なぜ・・?どうして・・??
「手に取ってもらいたい」
「紙でしか伝えられない温度感があると思った」
「本や雑誌など、紙ものをつくるのが面白そうだった」
そんな言葉を並べながら、根本にはもっとふわっと思っていることがあるんだけどな~、なんて表現したらいいんだろう。そう思っていたんです。
そしてイベント後に、通っていたzineスクールの師匠である、またDIY BOOKSのオーナーでもある平田さんのある動画を観ます。
自分の好きに「いいね」をしよう。
「好き」を表現することは、誰にでも与えられたものであること。
そして、私にはこの言葉が特に印象に残りました。
あ、だから私は「紙」に残したかったんだ。
ショート動画をつくったり、SNSで発信したり、記事を書いたりしたけど、それ以上に「紙=zine」を通して、自分の好きを直接誰かに伝えたかったんだ。
私は2023年にひとり旅で訪れた北欧(デンマーク・スウェーデン・フィンランド)の旅行記として、zineをつくっていました。
大好きな北欧の魅力が少しでも伝わりますように。
「行ってみたいな」と思う人が少しでも増えますように。
自分らしく生きる幸せのカギを見つけてくれたら、うれしいな。
そんな想いを言葉に、写真に、イラストに包み、zineをつくっていました。
そして、北欧のことを想う時間は、なにより楽しかったんです。
なぜ紙で本を売るのでしょうか。
人によっていろんな理由があると思います。あっていいんだと思います。
自分のつくったzineを手に取って、ご友人とお話しされたり、北欧どうでした?と話しかけてくれたり、そのzineをもとに海外旅行のお話を聞いたり。
「カタチ」があるということ、本屋という場所、文学フリマなどのイベントがあるということ、
それだけで人が集まるのだと、輪が広がるのだと、
ぽかぽかとあたたかい気持ちになったことを覚えています。
本にはそんな不思議なパワーがあるのだと思うんです。
すっかりzineの魅力にはまった私は、次なるzineイベントに向けてとてもわくわくしています。
どんな出会いがあるのかな、どんなお話が聞けるのかな。
世の中のみんながzineをつくる時代が来たら、なんて楽しいのだろう!なんて思いながら、本をそっと閉じます。
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【次回イベント出店のお知らせ】
■吉祥寺ZINEフェスティバル
日時 :3月15日(土)※雨天順延16日
開場時間:12時~17時
場所 :吉祥寺パルコ屋上
屋上の想定総出展ブース数:150前後
入場料:300円(現金のみ)
▼詳細はこちら
https://note.com/bookcultureclub/n/nff606eb3820f
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【オンラインショップのご案内】
BASEでも販売を開始しました。
サイトにも北欧の写真やzineのお写真を載せていますので、よかったら覗いてみてください🌷
【北欧osanpo】zine
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