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子ども心を持ち続けていい。素直にまっすぐに立ち止まる選択肢を教えてくれた。POOLO LIFEはいつでも帰れる居場所|【卒業生インタビュー】

「旅とライフデザイン」をテーマに多種多様なバックグラウンドを持つ仲間と、人生を豊かにするためのヒントを学ぶ、POOLO LIFE。

「旅が好き」という共通点を持つコミュニティならではの切り口で、誰しもが考えたことのある「自分らしく歩む人生とは?」について、内省や対話、グループ活動を通しライフデザインを行う8ヶ月間を送ります。

今回は、間もなく卒業を迎えられるPOOOLO LIFE7期生で、都内の大学で総務のお仕事をされている、わいはるさんにインタビューをしました。

優しい笑顔がトレードマークのわいはるさん

「何気ない日常に彩りを」を人生のモットーに、旅や写真、スポーツ観戦、読書、マラソン。日々を彩るように多趣味なわいはるさん。そんな充実した日々を送っているなかで気づく、自分の本音と向き合い方。
POOLO LIFEに参加し、どのような感情の変化があったのでしょうか。

自分の好きを自信を持って言えるようになった、8ヶ月間の軌跡をPOOLO LIFEの魅力とともに語っていただきました。

自分の好きを大切に。好きなもので彩る人生を。


ーnoteを拝見し、多趣味で実りある人生を歩まれている印象を受けていたのですが、POOLO LIFEに入ろうと思われたきっかけは何だったのでしょうか。

入る決め手は社会人三年目のタイミングで「これまでと違う環境に身を置いてみたい」という気持ちが強くなったことでした。

人生をトータルで見ると、充実している方だなと思っていました。だけど、これからのキャリアや人生設計のことを考えると、「自分の心に素直になれているのかな」と、消化しきれていない感情があることに気付いて。それが何なのか知りたい、そう思ったんです。

趣味の野球観戦
試合がないときも考えちゃうほど大の阪神タイガースファン

新しい環境に身を置き、自分と向き合う時間を取ることで「本当は何を大切にしたいのか」を見つめ直せたらと思い参加を決めました。

それを後押ししてくれた背景に、実はパートナーの影響もあると思っています。彼女は今年の春から、自分のやりたいことを叶えるため、日本の離島で地域おこし協力隊に挑戦しているんですよね。好きなものを素直に受け止め、真っすぐに行動する姿が僕を勇気づけてくれました。

今までの自分に新しい色を塗り、よりカラフルな自分になれたらいいなと思いました。

カメラ好きなので、旅先では撮影会が恒例の行事

ーすごくいい影響を受けられているんですね。「カラフルな自分に」ということばがありましたが、わいはるさんの自己紹介でもあるモットーについても教えてください。

僕の人生の目標でもありモットーは 「何気ない日常に彩りを描くこと」ということ。毎日の生活のひとつひとつを好きな「もの・こと・ひと」で、カラフルに彩っていきたいなと思っています。

例えば、何気なく毎日やっていることでも、お風呂に入るときには、好きな入浴剤を使うとか、好きな香りのシャンプーを使うとか。

物事を選択するときに、自分の「好き」を基準にすると、何気ない日々も色鮮やかにすることができるなって思っています。


初任給で買った土屋鞄の財布
名刺入れ、社員証のケースもお気に入り

ー素敵な考え方です。そのモットーは、どういったものから影響を受けられているのでしょうか。

はっきりこれ!というものはないのですが、実は年に100冊読むくらい読書が好きなんです。読んでいて素敵だな、心地いいなと感じたことばは、自分も普段から使うようにしているんですよね。

例えば「お誕生日おめでとう」というお祝いのことばも「生まれてきてくれて、ありがとう」という、自分がより素敵だなと思うことばで表現すると、もっと嬉しくなる気がして。ぽかぽかするあたたかい気持ちがさらに生まれると思うんです。

何か特別なことをしなくても、そういったことばひとつで、 日常に彩りを与えることができるのでは?と、本を読んでいて思うようになりました。

好きな本たち

心地のいいことばを使うと、人間関係にもいい影響があると思うんです。なのでことばを大切にしていきたい思いを込めモットーを持つようになりました。本で見つけたことばが、僕にいい影響を与えてくれているように、僕も誰かにとってそんな存在でありたいと思っています。

自分と仲間と向き合い、時には立ち止まる勇気を。


ー実際にコースに参加されてみていかがですか?

青春の続きをしているかのようで、すごく楽しんでいます!特に思い出深いことは、3ヶ月目の活動で「自分たちが実現したい旅」をチームメンバーと企画することでした。今までやってみたかったけど、やれてこなかったものに挑戦しよう、という趣旨で南の島に行ってダイビングする旅を企画しました。

旅を企画中のMTGの様子

キャリアもプライベートも含めて、「旅を通して」大切なものを見直していく過程を経験できたのは、よかったなと感じています。

ーとても楽しそうですね!活動の中でこれは大変だったなと思うことはありましたか?

大変だったことは、自分たちの思いをひとつの形にするっていう過程がすごく難しかったです。特に、これまで育ってきたバックグラウンドも、それぞれが大切にしたいものも違うなかで、全員の納得する答えを作っていくことは骨が折れる作業でした。

オンラインでの活動がメインになるので、どうしてもパソコンの画面越しだと言いたいことがちゃんと伝わってるのかなとか、相手の反応も読みづらかったり、もどかしい思いをする場面がありました。その環境でみんなの思いを形にしていく作業は大変だったなと思います。


ーオンラインならではの苦悩があったんですね。そこからどんな学びがありましたか?

なかなか形にできないときこそ、自分の大切なものを見つめ直したり、立ち止まる時間も必要だなって思うようになったんです。焦る気持ちから、どうしても早く答えを出そうとしてしまい、その結果、空回りすることもありました。

そんなとき、チームごとにサポートしてくれるコミュニティマネージャーさんが、さりげなく手を差し伸べてくれて。

「そもそもそれって本当に必要かな?」と、立ち止まって考える時間や機会を作ってくれました。チーム活動だけでなく、自分の人生においても「立ち止まっていいんだ」と思わせてくれたので、その視点は自分にとって大きな学びになりましたね。


メンバーとひまわり畑を愛でる新潟旅へ

もうひとつは「自分の気持ちに素直になる」ということ。頭ではわかっているけど、実践することは結構難しいなと感じていて。自己理解を深めていくなかでも、自分の本音に気づけず、嘘をついてしまっているとき、心が生き生きしてない時間を過ごしていることが多くありました。

だからこそ、「自分の心の声に耳を傾けること」も大切にしたいなって活動を通して、改めて感じています。

見えてきた理想に近づける人でありたい。感じる変化とは


ー参加後は、わいはるさんのなかでどのような変化が感じられますか?

入った頃に比べると、自分の思っていることを素直に話すことに抵抗がなくなりました。これまでは、これを言ったら嫌われちゃうかなとか、自分の気持ちよりも相手の視線を気にすることが多かったんですよね。

でも、今は主語が相手じゃなくて、自分になってきている。いい意味で自分本位で動ける時間が増えてきたなっていうのを感じています。

例えば、みんなが行くから行っていた飲み会も「自分はどうしたい?」と問いかけられるようになり、今日は好きなことしたいとか、気が向かないなど、素直な気持ちも尊重して相手に伝えられるようになりました。

ーPOOLO LIFEでとてもいい時間を過ごされていることが伝わってきます。卒業後はどういう風に活かしていきたいですか?

キャリアの面に関しては、少しずつでも自分の理想像に近づけたらなと思っています。働く場所や人を自分で選択できるようになりたいなと、素直な思いを感じ取れる自分になってきているので、今の仕事のなかでも「これが好き」「やりたいこと」を要素として増やしていけたらと思っています。

オンライン活動も活発でコーチングを学んだ会

プライベートに関しては、やっぱり好きなものや人で、自分の人生を埋め尽くしていきたいという思いがあって。お金や時間には限りがあるからこそ、自分にとって心地のいい使い方を直近では実践していきたいなと思っています。


少しでも自分が言った理想に近づける人でありたいな、と思います。

人生で1番実りある今、これからの日々に思いを馳せる


ーもうすぐ卒業を迎えますが、今後は同期生とはどんな関わりをしていきたいですか?

POOLO LIFEで出会った人たちは「子ども心」を持っているんですよね。大人になっても「これが好き」「やってみたい」という自分の感情に素直に行動するメンバーに出会って、すごく刺激を受けました。

仲のいいメンバーで3万円だけ握りしめて、イギリスに飛び立つ人がいたんです。まさしくやってみたいの気持ちを真っ直ぐに行動に移している人。その冒険話を聞いているだけでも、すごく楽しいしワクワクする。

そういった意味で、これからも互いに高め合える関係性でいれたら素敵だなって思っています。そして、迷った時や困った時には「帰れる場所」でもあったらいいなと思います。



全力で走ったメンバーとの運動会

ー互いに高め合え、支え合えるいい関係性ですね。最後に、今後のビジョンについても教えてください。

1年後、3年後はあえて決めずに「余白を大切したい」と思っています。この8ヶ月の期間でも自分のなかで考え方が変わったので、今すぐにこうなりたい!というのではなく、ただその時に思ったことを素直に行動できる自分でありたいです。

大事な場面で、アクセル全開だけではなく立ち止まること、ブレーキも大切だよって教えてくれたのはPOOLO LIFEでした。そうやって自分なりのバランスを保ちながら進んでいきたいです。

また、POOLOに入って「もっと自由に生きてもいいんだ」と思えるようになりました。心にゆとりも持ちながら、どこにでも柔軟に動けるように日々を過ごすということは、1年後も3年後も続けていきたいと思いました。


振り返るとあっという間の8ヶ月でしたが、自信を持ってこれまでで1番充実していた日々だったなと言えますね。参加できて本当によかったです。

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ベニ ☺︎
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