【コラム】家づくりでお世話になった本①
いや〜...
コロナの脅威が日に日に拡大し、世間はえらいことなってますね。
そしてマルコの家づくりブログ、土地探しが全っ然始まりませんね。
結婚して家を建て始めるまで10年かかってるので、なかなか書くことが多いです。
ていうより私は、話をまとめるのが下手で、長いです。まとめるのもめんどくさいまま生きてきたので、適当に気長に読んでもらえたら幸いです。
さて、ここで「おうち時間」推奨な今だからこそ、マルコ的にオススメな家づくりにまつわる本をいくつかご紹介したいと思います!
あ、でも予めお伝えしておきますが、マルコは基本的に本読みません。
自己紹介でお伝えしたように、活字が苦手です。
通勤してた頃は東野圭吾とか読んでた時期もあったけど、昨今のスマホの進化でますます読まなくなりましたね。笑
でも、「家を買うこと」は間違いなく人生で一番大きな買い物だと思ってたので、ある程度「どういう心構えで家探ししたらいいか」は知識として持っておきたいな〜と思って、自分で選んで買った本があります。
まず、自分で選んだのが建築士、丹羽 修さん著書の
「家を建てたくなったら」です!!
丹羽 修さん。「タンワ?いや、ニワってでいいのね...」←漢字弱すぎて本当にひどい読み方をする
作者の建築家さんは有名な方なのかしら...申し訳ないけど、私は存じ上げませんでした。
私が知ってる建築家なんて、オリンピックスタジアムで初めて知った隈 研吾さん、あとは安藤 忠雄さんくらいかしら...ベタベタの有名どころしか知りません。
あ、海外の建築家といえば...マルコはスペイン(バルセロナ)のガウディの建築がめっちゃくちゃ好きです。
建築の色々は素人ですが、人が作るものとして建造物が好きです。
ガウディといえばサグラダファミリアの教会が有名ですけど、お家といえば「カサ・ミラ」です。(他にもバトリョとかたくさんあるけど...)「カサ」はスペイン語で「お家」と言う意味です。
「ミラ」は海かな(これでもスペイン語専攻)
「地中海」がコンセプトの直線を持たないお家なんですよ。
海ですね...この水面みたいな扉と色づかい。天才ですね。
カサ・ミラは今でも賃貸で住めるんですよ。やばくないですか?
(「やばい」と思ってるの、私だけでしょうか... ^^;)
私、宝くじ当たったら一ヶ月でいいからカサ・ミラに住んで、ガウディの建築を片っ端から見に行ってみたいと思っています。
ちなみに、ZARAもスペイン発祥。 ZARA HOMEも本店はどんなんかしらね...
スペイン、ブラボー!(ブラボーは、イタリア語やけどな)
ビバ、バルセロナ!!(Vivaは、スペイン語で「万歳」)
脱線しました...稀に見るひどい脱線事故ですね。
私のこのスペイン好き...後々リヴさんにもちょろっと出てくる(かもしれん)ので、一応スペイン好きもアピールしておきます。
ちなみにこのスペイン旅行は結婚後に行ったんですけど、インドアきんちゃんを誘ったところ
「特に興味無いし、遠いし疲れる」
...びっくりするほどの温度差で、大学からの仲良しこよし友達と行きましたよ。笑
ほんまに性格真逆な夫婦でも今年で結婚10周年。
なんやかんや、仲良くやっていけるもんです。
なんの話や。
話が逸れすぎたのですが、私が買った 丹羽 修さん著書「家を建てたくなったら」。
なんでこの本にしたかっていうと、まぁAmazon口コミも共感したとか色々ありますが(口コミ大事)、この帯見てください。
潤沢な資金はない。でも自分と家族の「暮らし」を大切に思っている。そんなあなたが、建築家とゼロから「いい家」を建てるための本。
誰ですか。この帯のコピー考えた人は...
きっと素晴らしいコピーライターですね。がっつり心掴まれちゃいました。
そう、お金が無いことは無いんだけど、全部キャッシュで家一軒買えるでってほどの資金は、我が家は残念ながら無いのです。しかも、土地も無いです。我が家はがっつり35年ローンです。
まして京都で土地を探し始めた時は、学生時代に京都市内に住んでたとはいえ、乙訓エリアは初めまして状態...土地勘もほぼゼロでした。
建築の知識も無いし(まぁ、私だけじゃなくそんな家庭が殆どですよね ^^; )
「こだわる」にしたって、どういう建築士さん?施工会社?を選べばいいんやろ...建築士さんにお家を依頼するって、よっぽどのお金持ちの人が出来ることなんやろうな...って「渡辺篤史の建もの探訪」とか見て思ってました。
この本は読んでみて、「こんな家づくりがしたい!」と私の家づくりを言葉にしてくれたような共感の詰まった一冊でした。
建売りのお家やマンションは、土地や部屋の大きさに合わせて何パターンか間取りが決まってると思うんですが、それだと家族が家に合わせて生活をする感じになります。
丹羽さんの考え方は「お家」が主役ではなく、あくまでそこで暮らす「家族」が主役なのです。
例えば丹羽さんがお客さんに話を伺ってみて、DIY好きな奥さんだったとしたら、玄関の土間を広めにとって、シューズクローゼットの他に工具棚を作ったり...
お気に入りのちゃぶ台があったら、それを中心にテイストにあった家を考えてみたり。「家に合わせて家族が暮らす」のではなく、「家族の暮らし方」に合わせた家づくり。十人十色の発想なんです。
最近の流行りの家は屋根が無いスタイルだけど、庇(ひさし)はこういう機能がありますよ。 外断熱ってなに?内断とどっちがいい?etc...
普段何気なく過ごしている家の色んな部分の役割や機能も、丹羽さんの家づくりとともに丁寧に伝えてくれはります。
あと、これはマンションでも戸建も、家さがし両方に言えることですが...
この本を読んで「自分の今までの暮らしを振り返ることの大事さ」を実感しました。
今まで住んだ家(部屋)の日当たりが悪かったこと、台所の使い勝手、実家の寒いお風呂、自分の部屋から見える景色、和室の畳のい草の匂い...
自分が過ごしてきた色んなお家での暮らしの中で「ストレスに感じること」「好き・快適な感覚」は、自然と自分の生きてきた暮らし方の中で培われてるので、それが大きな家探しの一歩になるはずです。
それを書き出してみることが家づくりの一歩だと、丹羽さんは伝えて下さいました。
最終ページには、家づくりする上での家づくり調書までついてます!
(ただ、めっちゃコピーしにくかったから、書籍デザイン上、ここは付録で付けて欲しかった!)
丹羽さんは双子で、双子家族が住む家を設計されるんですが、こんな人が建てはったお家はどんなだろう...って、この本を読んでからずっと気になってます。
丹羽さんが京都の方だったら迷わず依頼してると思いますが...残念ながら、千葉の方です。
(お世話になってるリヴさん、丹羽さんが京都の方じゃなくて良かったですね!笑)
もしこれから戸建で家づくりを考えはる方がいたら、私は迷わずこの本をお勧めします◎
ちなみに...我が家がお世話になってるリヴさんのおススメ本はこちら↓
ホームインスペクターて、なんやろか。笑
調べたら「住宅診断士」らしいです。
家にまつわるミシュランの星つけるような人のことかしら...?
株式会社リヴってぶっちゃけ実際どーなの?
ってプロの目から知りたい人にはもってこいかもしれませんね。
(ブログも消費者目線で引き続き、ご贔屓に...)
でも全国31社の中のおすすめ工務店のうちの1社がリヴさんていうのもなかなかすごいですね。(東京の友達にもお勧めできるやん!)
全国実例だから、京都以外にも色んな施工会社さんが面白いお家建ててはるんやろうなぁ...
...興味あるけど、私はもう活字、お腹いっぱい。
誰か読んで教えて欲しいです。笑
あら、本当は一気に2、3冊ご紹介する予定だったのですが...
ガウディと丹羽さん愛が止まらなくてすみません。^^;
よければ、是非☆
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