母について
こんばんは。今日は唐突に私の母について綴ってみます。
私の母は、少しばかり不思議な人です。
5人姉弟の真ん中のせいか、人づきあいのスキルが半端ない。
親戚付き合いも華麗に(?)捌く。
コミュニケーションお化けという誰とでもコミュニケーションをとることのできる人のことを指す言葉がありますが、
うちの母はまさしくそれなんじゃないかと思う・・。
なぜ私に遺伝しなかったそのスキルw w
動物が好きで、虫さえも愛でる。
隣の家の犬に勝手におやつをあげる。←
お隣さんが大らかな人たちで付き合いも長いから成せることなわけで
たとえば都市部でこれやってたら問題だと思う・・。
そんな母。
母と私は、めちゃくちゃ仲良いかと言われるとそうでもない。
母のことを好きかと問われると、まぁ好きだけど心の奥に受け入れられないものがあるのも事実。
それでも母は幼少期から気むずかしかったであろう私のことを、
9割くらいは褒めて育ててくれていたように思う。
私がもしガチガチの厳しめ教育ママに育てられていたら
今の幸せには辿り着けなかったであろうから、その点は感謝している。
進路も反対することなく、専門学校に進ませてくれた。
(ただその時流行った医療ドラマの影響で救急救命士になるための学校に行きたいと言った時はあんたには無理だからやめなさいと言われた。
また私立の四大に進んだ方がいいだろうかと言った時にはあんたは遊ぶからやめなさいと言われた。的確すぎる)
本当は進学も就職も心配だったかも知れないけれど、
『うちの子供達は大丈夫だから、何も心配したことない』と言う。
そんなうちの母は、第六感が少し働くようだ。
子供に対する母親特有のものも大きいと思うけど、
たまに人に見えないものがわかったりするらしい。
ここからは信じるも信じないもあなた次第。
夫の前に付き合った人ができた時、
『この人、すごくいいと思う!』なんて会わせる前から喜んでくれていたが
なんと一ヶ月くらいで終わってしまった時
『ごめんね。この人かと思ったけれど、違ったみたい』と謝られてしまった。
別にお母さんのせいじゃないよ。
ちなみにそれから半年くらいして夫に出会い、程なくして付き合うことになったのだがその時は特に何も言わなかったw
そして母は人の病気とか、そう言う不調には何かのアンテナが働くらしい。
私が二度めに妊娠した時、あまり喜んでくれなかった。
初期で流産してしまったのだけど、のちに母にはそれがわかってしまったのだと言われた。
ダメだったと告げた時にも、淡々としていた。
甲状腺に膨らみができた時には、『すぐ病院にいけ』と言われた。
結果良性の嚢腫だったのだけれど。
つい先日もなんだか胸部にひきつれというか違和感がある。
すわ、乳がんか・・募る不安。クリニックに行きたいけれど今月はかかりつけが予約でいっぱいで・・・と言った時にもふ〜ん、と言われた笑
え。なんでそんな飄々としてんの?と問うと、
『まぁ検査とかがん検診は行くにこしたことないけど、そんなに大事にはならないと思うよ』
と。
なんだか拍子抜けして、まぁ気になるし去年検診受けてないからちゃんと行くけど、来月でいいか、と気が楽になったのだった。
そんな母。
決して寄り添ってくれないけど←
そこにいてくれる母。
孫を可愛がり、夫不在の週末に遊びに来いと言ってくれる母。
ありがとう、お母さん。
今日も読みにきてくださってありがとうございます。
明日からも素敵な1週間になりますように!
ごきげんよう🍀