私の【書く力】ってなんだろう
コインランドリー生活5日目。
土曜日ワンオペは忙しい。子供達が揃って空手に行ってくれたので合間にコインランドリーに来たら洗濯機が埋まっている。
よもや。
なぜだ。
乾燥だけなら乾燥機使ってよ、今日めっちゃ晴れてるから家で干してよ…と文句が湧いて出る。
自分の事は棚の上だ。
てか洗濯終わってるのに取りに来ない。
困った。私の時間は有限だ。
仕方がないので数分待ってひとつを開けて他人の洗濯物を取り出すことにした。
正直とても抵抗があった。
それでも背に腹はかえられないので蓋を開けると、子供用の寝具やシーツのようであった。
ああ…それは、乾燥までかけたいし…
お家の洗濯機じゃ洗いづらかったりするよね…
それに家に小さい子がいたらすぐには洗濯物を取りに来れないかもしれないな、と洗濯物の主に思いを馳せる。
文句は吹き飛んだけれど、私も暇では無いので淡々と洗濯機に衣類を放り投げた。
放り投げながらnoteについても思いを馳せる。
ここ最近、相互フォローのnoterさんなどの創作大賞応募作を読む機会が増えた。
少し前までは応募作はあまり読みたくなかった。
自分が滞っている時に数多の輝かしい才能に触れると己の才の無さに絶望してしまいそうだったから。単なるチキンハートである。
それでも、少し元気が出てきてフォローし合うnoterさんの作品を読んでみる。
と、
絶望するどころか沢山の癒しをもらえたり、
感動したり、
ほっこりさせてもらったり。
シャープな切り口に驚かされたりと
『面白いなあ…』と唸らせられる作品が沢山あった。
ちなみに『面白いなあ』の表情は口角があがっている。
もっと、ガックリ来ると思った。
しかし名作というのは読み手をプラスの感情に連れて行く事ができるんだなあと、今回すごく感じた。(作風によるとは思うが)
たとえば【書く力】には涙が出るほど人を癒す力。
人を元気づける力。理論がきちんと整理された、伝える力。
シャープな切り口…の力?
いろんな力があると思うのだが、
私はあいにくとそれらは持ってないかも知れない。
メンタル底辺であればそこで絶望するのだが、
今日の私は一味違った。
であれば、私の【書く力】とはなんだろう?
そもそも、書く力なんてあるだろうか…
とひとりごちた時、天啓がくだった。
【日常をおもしろおかしく切り取る力】というのはもしかしたら搭載されているかもしれない…‼️
タラララッタラー♬
と、何かの効果音まで聞こえた気がした。
うん、私、今日もめでたいな。
そんな小さな希望を段々馴染みつつあるコインランドリーにて見つけることができたのであった。
コインランドリーに通うことも慣れてきた。
そしてランドリー内で禅問答のような問いに我ながらオツな答えを出す事ができたと思う。
コインランドリー通いのまさかのグッドポイントを見つけ、これも不幸中の幸いだなあと思いながら、洗い終わった洗濯物をひょいひょいとカゴに投げ入れまくったのであった。
洗濯機の修理の日まであと5日。
ランドリー生活頑張ります。
明日もよき日でありますように🍀