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【ウズベキスタン】 砂漠の地、ヒヴァのイチャンカラ散策

ウズベキスタンへの旅の計画をしているうちに徐々に気になってきたのがオアシス都市ヒヴァ。

「太陽の国」を意味するホレムズ王国の中心都市、酷暑時に夜行列車や長距離の車移動は体力的にも厳しそうだったのでヒヴァに行くかどうかはかなり悩みましたが。。。
まるで異世界(映画やファンタジーのような世界)で過ごせた3日間は忘れられない旅になりました。行って本当に良かった場所です。

2024年7月「チッラ」と呼ばれる酷暑期に訪れた、9日間のウズベキスタンへの旅ダイアリー「ヒヴァ・イチャンカラ編



博物館都市の散歩

キジルクム砂漠とカラクム砂漠の間にあるオアシス都市・ヒヴァ。
おもに17〜19世紀のイスラム建築が当時の様子とほぼ変わらない状態で残っている、城壁に囲まれた中世の町。博物館都市といわているだけあってわたしは歩いているだけで大満足。

オタ・ダルヴォザ(西門)から入った場所にあるイチャンカラの陶地図
ホテルの目の前にあった住宅
青空とヒヴァの住宅
朝方、ベンチで寝てる人がいました(外の方がきっと涼しいんでしょうね)
南側は住宅があってここから出入りできました
主要な門以外は入場料かからない??
朝の散歩でいちばん好きな通り
イスラムホジャに向かって

昼間は36度と暑くなるのですが、朝晩は22、3度ぐらいと非常に過ごしやすくて鳥の囀りとホウキで掃除する音の中、誰もいないイチャンカラ内の散歩がとってもいい!生活の一部になったような心地がしました。

中庭にお邪魔
一面が青いタイル張りの部屋
(これもどなたかのお墓)
素敵なドアの上部
パフラヴァン・マフムド廟
青い霊廟
イチャンカラのマンホールがかわいい
南門の方はまだ整備されてない場所もたくさん
この景色がまた映画のワンシーンを見ているようで感動しました
美しい青空と手付かずのメドセレ
洗濯物はきっとすぐ乾く

さすが砂漠の間の都市と感動したものの、乾燥と砂がすごい。眼鏡してなかったら危なかった、、目は弱いので旅では必ず持参するアイボンで目を洗ったり目薬したりしてました。唇も乾燥するし、旅の半ばは喉がガラガラっとしてました。お腹を壊すことはなかったけど、乾燥対策で喉スプレーも持ってて良かったです。


イスラーム・ホジャ・メドレセ

イチャンカラ内を一望できる高さ45mの大ミナレット。118段の急な階段を登り頂上まで行ってきました。

ミナレットの入り口
イチャンカラに来たら見たかった景色
この階段を落ちないように行き帰り
しっかり手をつきながらじゃないと登れないほどなのに、すれ違うことができるんだろうか。。。
膝もガクガクして2日ぐらい太ももが痛かった


カルタミノルとオリエントスター・ヒヴァ

西門を入ってすぐ、ヒヴァのシンボルのカルタミノル。1852年に着工されたましたが工事は中断、未完成のままの姿がむしろ歴史を強く感じました。

カルタミノルの脇に建つオリエントスター・ヒヴァ
メドレセ(神学校)の雰囲気を味わえるホテル
中庭は見学もできるので見せてもらいました
歴史的な建造物に泊まるのも惹かれました(酷暑期でなければここに泊まりたかったなぁ)


ウォールと見張り台

イチャンカラは陽が沈む時間が最高に美しく、19時半頃に見張り台に上り夕日を眺めてきました。

夕日がとても似合うイチャンカラ
城壁の上を歩いてたりもできるようです
こんな壁に囲まれてます


ショッピング

最終日、職人工房の並ぶあたりのお店に入ってザクロのお皿とシックな黒いヒヴァのお皿を購入。たくさん欲しいけど旅がまだ続くのでほどほどにしておきました。

この奥にあったお皿を購入
値切るのがすごく苦手で、、値切れなかったけどヒヴァはどこの都市より安かった
スザニといわれる刺繍を施したカバー
トントンと音のする場所は金鉱の職人さんのお店

ライトアップされたイチャンカラ

涼しくなってくる夕刻は赤ちゃんと散歩してる人や子供達は広場でずっとサッカー。
もしいつかまた訪れることが出来たら次回は砂漠に残る古代遺跡「アヤズカラ」にも行ってみたい。深い印象に残る砂漠の都市でした。


ミヒャエル・エンデ著の「はてしない物語」という本の影響もあってこの砂漠都市に何としても行ってみたい!と思いました。
冒険ファンタジーが大好きで、歴史とか砂漠とかそんなシーンもたくさんあるんですよね。

年始にあげていた、やってみたい100のこと「BUCKET LIST」2024 の「ファンタジーの世界を見てみたい」が達成です。

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