自分らしく生きる先輩たち
こんにちは。小山菜々です。
ある日、InstagramのDMでフォロワーから1通のメッセージが届いた。
なんとなく見覚えのあるアイコンだが、やり取りはしておらず、誰からのメッセージかわからなかった。
プロフィールにとんでみると、それは中学時代の部活動の先輩だった。
「え、なに?どうして急に?」
私が中学1年のときに、中学3年だった先輩で、部活動では先輩方が引退する6月までの3カ月弱しか一緒に活動していない。高校卒業以来(中高一貫校)一度も会っていない。
メッセージの内容は、今度数人で集まって食事に行くから一緒に行かないか、というお誘いの連絡だった。
飛び跳ねるほどうれしかった!!!
大好きで尊敬していた先輩方が高校卒業して8年近くたった今も、私のことを覚えていてくださった。そして、先輩たちの食事会へお誘いの連絡をくださった。
連絡をいただいた日からずっとワクワクしながら迎えた食事会当日♡
先輩たちとの再会
「先輩だ-っ♡!!!」
現地集合のお店に向かうと、一目ですぐにわかった。
先輩たち3人とも中高時代の面影あり、変わらず元気そうだった。
キレイさに磨きがかかっていて見た瞬間ドキドキした♡
「なな-!ひさしぶり-!元気だった?」
先輩の声が懐かしい。相変わらず可愛がってくれて照れる(〃▽〃)ポッ
私たちはランチをしながら、仕事のことや恋愛・結婚のことなどいろんな話をした。
先輩たちのいま
・N先輩
高校卒業後、東京農業大学へ進学。新卒で入社したIT企業を4年目で退職。現在は、ずっとやってみたかったという保育士を目指し、保育園でアルバイトをしながら試験に向けて勉強しているという。知らなかったが、養成校を卒業しなくても保育士試験を受験することができ、合格すれば社会人からでも保育士にキャリアチェンジできるらしい。
・A先輩
高校卒業後、工学院大学へ進学。在学中に教員免許を取得したが、アルバイトをしていたドトールにそのまま新卒入社した。4年目で退職し、いまは障がいを持つ子どもたちが通う特別支援学校の先生をやっているという。子どもたちの成長を見守れる仕事がたのしくて仕方ないと楽しそうに話してた。
・S先輩
高校卒業後、看護専門学校へ進学。看護師免許取得後、日本赤十字病院に就職。病棟看護師として日勤も夜勤もバリバリ働いていたが、生活域に飽きてどこかへ行きたいと今月、5年目で退職。来月からヨーロッパ巡りの旅に出るという。看護師の仕事が嫌いになったわけではないため、帰国後はまた日本のどこかで病棟看護師として働くつもりだという。
先輩たちは3人とも自分の人生を歩んでいて、やりたいことに挑戦して、キラキラ輝いていた。女子会特有の仕事への文句や職場の人への愚痴などネガティブな話は2時間以上ひとつも出なかった。
行動することの意味
世の中には、仕事の文句ばかり言い、辞めたい辞めたいと言いながらも結局何も行動せずなんだかんだダラダラと続けている人が山ほどいるだろう。
恥ずかしながら私もまだその1人。でも、行動しなければ現状は変えられない。職場環境や人はそう簡単には変わらない。時は何も解決してくれない。
やりたいことを見つけ、心ときめく方へ自ら一歩踏み出す勇気を持たなければ現状は変えられない。1日の、1年の、人生のほとんどを働いてすごく。どっちにしろ働くのであれば、嫌々働くのではなくやりたいことをやって過ごしたい。
この分野を学ぶ大学に進学したから同じ分野に就職したほうがいいだろう。せっかく資格を取ったからその仕事に就かないともったいない。
こんな考えはもう捨てたい。人になんと言われようと自分の人生は自分で決める。人に言われたように生き、うまくいなかなかくても誰も責任は取ってくれない。周りの人のせいにするかもしれないが、時は戻せない。後悔するならば、やらない後悔よりやった後悔。最初から自分で選択し、自らの責任で行動する。
何歳からでも遅くない。考えてすぎるほどリスクを回避しようとその一歩は踏み出しにくくなるだろう。人生やってみなきゃわからないことだらけ。私はまだ20代。とにかくやりたいことはなんでも挑戦してやってみる。もし失敗しても軌道修正すればいいだけの話。
行動できた人だけが自分らしく生きる道を見つけ、自信を持って生きることができるのだろう。
ひさしぶりに先輩たちと会えてよかった。