野草とくらし 16 夏の野草風呂
今年の夏はほんとうに暑かった!
それなのに、少しづつ秋の気配が感じられると、写真のようなギラギラ照りつける光の反射でさえ懐かしく感じられるものですね。
基本的に夏が苦手なので、8月は家で過ごすことが多い日々でした。
ほぼ毎朝畑に出ては、蔓延る草の中から、おかずにできるもの、お茶にできるもの、チンキに漬けるもの、入浴剤にするものをボウル2つ分摘み、何かしら作っていました。
お茶はこの日差しがあればこそ、短時間でパラっと乾いてくれます。
うちの畑はいつも草ボーボー。
気持ちとしては、もっと綺麗に整えたいのだけど、私にとっては雑草もお宝なんですよね。
これはこれで仕方がないことだなと、良い言い訳にしています。
さて、今年畑や庭で収穫していた野草風呂の材料はこんな感じです。
イノコヅチ クズ ノブドウ アオキ ヨモギ アップルミント
これに外で摘んだイタドリも加えていました。
6月末から歯医者に通い治療を続けていて、時々抗生剤を飲んでいました。
そのせいなのか、あるいは連日続く暑さで免疫力が低下したのかわかりませんが、8月末、以前ただれた右耳の後ろが再び切れたり汁が出たりし始めたんです。
これはまずいと緑地で蔓延っているヨモギを除草がてら沢山収穫してきました。
それから3日間ヨモギメインで入浴したら、今、耳の後ろが治ってきてます。
あぁ、ヨモギはやっぱりすごいです。
煮出した野草は、袋に詰めて煮汁と一緒にお風呂に入れたら、畑の堆肥場に捨てて循環させています。
入浴剤で役に立って、そのあと野菜の栄養にもなってくれて。
何て働き者な野草たちでしょうか。
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野草の勉強や観察会のために使いたいと思います。