野草食日記 152 秋のハルジオン、個性も様々
お茶室の庭に生えている葉っぱ。
見たことあるけど、えーとこれ何だったっけ?!
早速植物のスペシャリストに聞いてみると、なんとハルジオン。
秋にハルジオンなどあるはずがないと思っていたので驚きました。
固定概念を外してもっと頭を柔軟にせねば・・・。
スペシャリストSさんによれば、ハルジオンの葉っぱは年中生えているとのことなんです。
そう言われてあたりを見回せば、あちらにもこちらにもハルジオンの葉が。
花茎が伸びてくる頃にはどうしても目は上の方に行きがちですが、こんな風なロゼット状では、それぞれの葉の形に自然と注目してしまいます。
よくよく見ると、葉の波打ちがあまりないものとあるものがあって、これは同じ植物なのか?!と疑問に思ったので再びSさんに聞く。
答えは、多分ハルジオンですね、とのこと。
最後の写真なんてフリフリしていて、まるでリーフレタスじゃん、柔らかくて美味しそうと、たまたまこれが家の脇に生えているもんで、採取して茹でてみました。
でも悲しいかな、やっぱりそこはハルジオン、ちょっとギシギシな食感。
先日、山菜の資格試験中級を受けてきました。
その時に先生の言われた一言で激しく同感したことは、「山菜でうまいと言われるものは、柔らかくてクセがないものなんだ」。
そうそう、そうですね。
だから山菜と言えば少し歯触りが悪くてもパリッと食べられる天ぷらが相場と決まっているのかもですね。
でもそこをあともう一歩、どうやったら美味しく食べれるか、もう少し工夫してみたいななんて思ったりもします。
だって食感悪くても香りは良いし、栄養価だって高そうですから・・・ね。
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