なな艸花仕事 13 個展開催祝いの紫陽花リース
いつもリースの素材で使えそうなものがあると連絡を下さるTさん。
ご主人が書家で、丁度今、個展を開催中です。
Tさん自身も多彩な方で、個展に合わせて色んな手作り品を出品しているらしい。
いつか感謝の気持ちをお伝えしたいなと思っていたので、久々にリースを製作することにしました。
2月に今の家に引っ越してきて、初めての梅雨と夏を過ごしましたが、北鎌倉の湿度には閉口しました。
湿度が高いというより、家が濡れている!くらいの感覚。
今までカビたことがなかった収納家具、木製品なども気がつくとカビが盛り上がるように生えていることもあり、心底びっくりしたものです。
リースの素材はドライにしたあと乾燥剤と共に密閉容器に入れてしまってありますが、乾燥剤が容量的にマックスになり、それに気づかずにいたものは残念なことにカビが出てしまっていました。
上手く梅雨越し、夏越しできたボックスもいくつかあったので、それらを使ってリースを作ります。
6月に自宅や近くで採取した紫陽花が色も綺麗に仕上がっていたので、これをメインに秋の雰囲気を盛り込んだ作品にしてみました。
出来上がったものは箱に詰めてお渡しします。
季節的なこと、またリース素材がどれだけ揃えられるかにかかっているのですが、野草のリースは一応オーダーもお受けしています。
夏場は湿度の問題、冬は植物や特に花が少ないことから材料を集められなかったりします。
自然素材を採取して仕上げることはタイミングと運だなと、しみじみ思います。
なんとも心許ないことですが、それでも作って欲しいという奇特な方がいらっしゃいましたら、下記の案内をご覧になった上で「今、素材ありますか〜?!」ってな感じでメッセージ下さい。
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野草の勉強や観察会のために使いたいと思います。